NHK連続テレビ小説『おむすび』も終盤に差し掛かり、ヒロイン・橋本環奈さん演じる結の物語は新たな局面を迎えています。2月3日放送の第86話では、結が管理栄養士試験に合格したことが描かれましたが、この急展開に視聴者からは戸惑いの声が上がっています。一体何が起こっているのでしょうか?
試験合格までを描く過程が不足?視聴者の反応は…
これまで、結が管理栄養士を目指して勉強していることは示唆されていましたが、具体的な学習シーンはほとんど描かれていませんでした。そのため、第86話で唐突に合格が告げられると、視聴者からは「勉強している過程を見せてほしい」「いつの間にか管理栄養士になっていた」といった声が続出。SNS上でも「説明不足」を指摘するコメントが多く見られました。
alt 橋本環奈さん演じる結が管理栄養士の試験に合格したシーン。喜びの表情を浮かべている。
中には、「お姉ちゃんの恋愛模様に時間を割きすぎでは?」という意見も。確かに、結の姉の恋愛に関するエピソードが比較的多かったため、肝心の主人公の成長物語がおろそかになっている印象を与えてしまったのかもしれません。
制作側の見解は?スケジュールが逼迫?
この唐突な展開について、ある制作会社プロデューサーは「橋本さんの多忙なスケジュールが影響した可能性がある」とコメント。朝ドラは主人公の成長を描くことが重要な要素であるにもかかわらず、学習過程が省略されたことに疑問を呈し、「手抜き」と疑われても仕方ないほどの杜撰さだと指摘しています。
朝ドラ史上最低視聴率更新の危機?
『おむすび』は放送開始当初こそ高視聴率を記録しましたが、その後は下降線をたどり、1月27日から31日までの第17週では12%台に低迷。このままでは、朝ドラ史上最低視聴率を記録した『ウェルかめ』(2009年度後期)を下回る可能性も出てきました。
橋本環奈にとって2025年は正念場?
週刊誌によるパワハラ報道や視聴率低迷など、橋本さんにとって2025年は試練の年となるかもしれません。今後の展開、そして橋本さんの演技に注目が集まります。
管理栄養士として奮闘する結の未来は?
新キャストも加わり、管理栄養士となった結が医師と患者の間でどのように活躍していくのか、今後のストーリーに期待が高まります。戸惑いの声も上がっていますが、終盤に向けてどのような展開が待ち受けているのか、見守っていきましょう。