G7、イスラエル支持を表明 「イランは不安定要因」=声明


13日にイスラエルがイランを空爆したことで始まった両国間の戦闘は、2023年10月のイスラエルによるパレスチナ自治区ガザへの軍事攻撃開始以来、既に緊張状態にあったこの地域に警戒感を高めている。

G7首脳は声明で、「われわれはイスラエルに自国を防衛する権利があることを確認する。イスラエルの安全保障に対する支持を改めて表明する」と述べた。

また「イランは地域の不安定な情勢とテロの根源だ」と指摘。「(G7は)イランが決して核兵器を持てないことを明確にする」とした。

イスラエルは13日、イランの核兵器開発を阻止するための先制攻撃だとしてイランへの空爆を開始。それ以来、双方による攻撃の応酬が続いており、イラン政府当局によると、民間人を中心に220人以上が死亡、イスラエルは24人の民間人が死亡したとしている。

G7は「イラン危機の解決が、ガザでの停戦を含む中東における敵対行為のより広範な緩和につながることを強く求める」とし、各国はエネルギー市場の安定確保に向けても協調する用意があると述べた。



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