将棋棋士 渡辺明九段、昨年離婚していたことを公表

将棋界のトップ棋士の一人、渡辺明九段が昨年離婚していたことが明らかになりました。今回は、渡辺九段の離婚報告とその後の生活、そして今後の展望について詳しく見ていきましょう。

渡辺明九段、X(旧Twitter)で離婚を報告

2024年、渡辺明九段は自身のX(旧Twitter)で、漫画家の伊奈めぐみ氏との離婚を公表しました。彼は「昨年、離婚しました。(足のケガとは関係ありません)」と報告。ファンに向けて、「『将棋の渡辺くん』を通じて、夫婦で応援して下さった方に申し訳なく思います」と謝罪の意を表しました。

渡辺明九段渡辺明九段

渡辺九段は左膝の怪我で手術を受け、リハビリに励んでいる最中。日常生活にも支障が出ている状況で、元妻である伊奈氏には多大な負担をかけてしまったことを明かしています。「世話だけでなく弱音を言っては話し相手をしてもらって、励まされています」と、感謝の気持ちも綴られています。

離婚後も同居生活を継続、今後の展望は

驚くべきことに、渡辺九段と伊奈氏は離婚後も同居生活を続けているとのこと。「今後も一緒に暮らしていくので、引き続きマンガの応援をするのと、自分もケガからの回復を目指して頑張りたいです」と、今後の生活への決意を述べています。

渡辺九段の怪我と休場、そして復帰への道のり

渡辺九段は2023年夏前にフットサル中に左膝前十字靭帯を損傷。同年12月のA級順位戦を途中投了し、手術のため休場しました。2024年1月には名人戦・A級順位戦にも復帰しましたが、足の痛みが再発し、再び途中投了を余儀なくされました。

渡辺明王将(当時)渡辺明王将(当時)

家族への思いと将棋への情熱

渡辺九段と伊奈氏は2004年4月に結婚、同年7月に長男が誕生しています。長年連れ添った夫婦の離婚は、多くのファンに衝撃を与えました。しかし、離婚という選択をした後も、家族としての繋がりを大切にし、共に生活していくという二人の決断は、新たな家族の形を示唆しているのかもしれません。

将棋界の第一線で活躍する渡辺九段。怪我からの完全復活、そして今後の更なる活躍に期待が高まります。