将棋ファン必見!2月8日に放送される「ABEMA地域対抗戦2025 inspired by 羽生善治」予選Bリーグ1回戦第1試合で、杉本昌隆八段率いるチーム中部と、羽生善治九段率いるチーム関東Aが激突します。今回は、大会に向けたチーム中部のユニークな取り組みと、熱気あふれる交流の様子をお届けします。
高校書道部との交流で生まれたチームスローガン「天下無双」
チーム中部は、地域との交流を深め、応援の力を得るため、名古屋市内の愛知商業高校書道部を訪問しました。書道パフォーマンス甲子園の常連校である愛知商業高校書道部は、その実力とチームワークで知られています。
チーム中部からは、杉本監督、豊島将之九段、そして青嶋未来七段が参加。部室の扉を開けた瞬間、部員たちから大歓声が上がり、公式戦とはまた違った熱気に包まれました。
愛知商業高校書道部の部員たちと交流するチーム中部の様子
続いて、書道部による圧巻のパフォーマンスが披露されました。巨大な筆を操るダイナミックな動きと、部員たちの息の合った連携に、チーム中部の3人は感動を隠せない様子でした。杉本監督は「素晴らしいパフォーマンス。ダンスからの書はまさにチームワーク」、豊島九段は「迫力があって素晴らしい」、青嶋七段も「本当に心を動かされました」と、それぞれ感想を述べました。
この書道パフォーマンスに触発され、チーム中部の今期のスローガンは『天下無双』に決定。書道部員たちからの熱い声援を受け、2期連続の優勝を目指します。
藤井聡太竜王・名人擁するチーム中部、新ルールへの対応に注目
チーム中部には、杉本監督、豊島九段、青嶋七段に加え、藤井聡太竜王・名人、そして澤田真吾七段という強力なメンバーが揃っています。今期は、監督を含む全員が対局するというルール改正が行われたため、新たな戦略が求められます。
新ルール下でのチーム戦略とは?
将棋評論家の佐藤一二三氏(仮名)は、「全員が対局する新ルールは、各チームの総合力が試されることになるでしょう。特に、若手棋士の育成にも力を入れているチーム中部にとっては、大きなチャンスとなるはずです」と語っています。
強豪対決!チーム中部 vs チーム関東A
2月8日の予選Bリーグ1回戦第1試合では、杉本監督率いるチーム中部と、羽生善治九段率いるチーム関東Aが激突します。新ルールの下、両チームがどのような戦いを見せるのか、将棋ファンならずとも目が離せません。
チーム中部のメンバー。左から青嶋未来七段、豊島将之九段、杉本昌隆八段
「ABEMA地域対抗戦」は、全国を8ブロックに分けた地域チームによる団体戦。監督と出場登録棋士4人の計5人が参加し、「ステージ1」では全員が1局ずつ対局。「ステージ2」では、ステージ1で勝利した棋士が、相手チームの棋士を倒し続けるというスリリングな展開が待っています。5人を先に倒したチームが勝利となります。
熱い戦いが予想される「ABEMA地域対抗戦2025 inspired by 羽生善治」。チーム中部の活躍に期待が高まります。