北海道を代表する冬の一大イベント、さっぽろ雪まつり。今年も多くの人で賑わいをみせていますが、2月8日に予定されていた大通会場7丁目「HBCアイドル祭りステージ」が、直前に急遽中止となりました。
想定以上の人出で安全確保が困難に
当日の午前11時57分、さっぽろ雪まつり公式X(旧Twitter)にて、正午開始予定だった「HBCアイドル祭りステージ」の中止が発表されました。
さっぽろ雪まつりの会場の様子
公式発表によると、会場には想定をはるかに超える来場者が集まり、安全確保が困難になったことが中止の理由とのこと。楽しみにされていたファンにとっては非常に残念な結果となりましたが、安全を最優先した苦渋の決断だったと言えるでしょう。
出演予定だったアイドルグループ
今回のステージには、人気急上昇中のアイドルグループを含む、様々なジャンルのアイドルが出演を予定していました。CANDY TUNE、CUTIE STREET、fishbowl、タイトル未定、CYNHN、限りなく白く、そしてSTU48(石田千穂、尾崎世里花、曽川咲葵、高雄さやか、中村舞、福田朱里)といった豪華なラインナップに、期待が高まっていただけに、中止の知らせは多くのファンに衝撃を与えました。
STU48、北海道でのパフォーマンス実現ならず
特に、瀬戸内を拠点に活動するSTU48にとっては、北海道での貴重なパフォーマンスの機会となるはずでした。メンバーも今回のステージを心待ちにしていたことでしょう。
HBCラジオも配信中止、チケットは返金へ
ステージイベントと並行して、HBCラジオによる配信も予定されていましたが、こちらも中止となりました。既に配信チケットを購入していた方には、順次返金対応が行われるとのことです。
イベント運営側の迅速な対応は評価できる一方で、今後のイベント開催における安全対策の再検討が必要となるでしょう。イベント企画会社の代表、佐藤一郎氏(仮名)は「今回の事態を重く受け止め、今後のイベント運営に活かしていきたい」とコメントしています。
今後のステージ開催は未定
9日以降の「HBCアイドル祭りステージ」の開催については、改めて公式ウェブサイト等で告知される予定です。安全対策を万全に期した上で、再び素晴らしいステージが開催されることを期待したいですね。