近畿地方の皆様、今週の天気は変わりやすいですよ!春を感じる暖かな日差しもありますが、油断は禁物。2週間の天気予報を詳しく解説しますので、服装選びや週末の予定にお役立てください。
今週は周期的に変わる天気と気温変化に注意!
近畿地方の天気図
今週は、まるで春の訪れを思わせるような周期的な天気の変化が予想されます。寒さも少し和らぎますが、17日(月)頃から再び強い寒気が流れ込み、来週は特に北部を中心に雪が降りやすくなるでしょう。2月の後半とは思えない厳しい寒さになりそうですので、体調管理には十分ご注意ください。
祝日明けの天気は?にわか雪や放射冷却に注意!
天気図
11日(火・祝)は、長く居座っていた強い寒気がようやく抜けていきます。昼ごろまでは近畿北部や中部を中心に雲が広がりやすく、にわか雪やにわか雨の可能性があります。夕方以降は広く晴れる見込みです。最高気温は10℃に届かず、日差しも少ないため、体感的にはまだまだ寒い一日となりそうです。夜は放射冷却現象により、朝よりも気温が下がる可能性がありますので、防寒対策をしっかりとしてお出かけください。「天気予報アプリを活用して、最新の気温情報を確認するのもおすすめです」と気象予報士の佐藤さんはアドバイスしています。
2週間天気予報(前半):12日(水)は雨、その後は気温上昇も
近畿地方の天気図
12日(水)は低気圧の影響で、午後は広い範囲で雨が降るでしょう。南よりの風が吹き込み暖かな空気が流れ込むため、近畿では雪ではなく雨が中心となる見込みです。朝は日差しが出ていても、雨具をお忘れなく。朝は冷え込みますが、日中は10℃を超える所が多く、積雪の多い地域では雪崩に注意が必要です。スギ花粉も飛び始める可能性があるので、花粉症の方は対策をしておきましょう。13日(木)は冬型の気圧配置となり、近畿北部で雪が降るでしょう。中部と南部は朝には雨がやみ、その後は晴れてきます。北よりの風が冷たく、再び寒さが戻ります。14日(金)は高気圧に覆われて穏やかに晴れ、日中は10℃を超える所が多く、日差しが暖かく感じられるでしょう。15日(土)〜16日(日)の午前中は低気圧の影響で、近畿南部ほど雨が降りやすくなります。
2週間天気予報(後半):再び冬型、厳しい寒さに備えを
近畿地方の天気図
16日(日)の午後から17日(月)にかけて冬型の気圧配置に変わり、上空に強い寒気が流れ込みます。近畿北部では雪が降りやすくなり、17日(月)は一気に寒くなります。22日(土)頃まで強い寒気が居座り、近畿北部は断続的に雪が続く見込みです。京阪神でも雪が降る日があるでしょう。風の向きや強さによって雪の降りやすいエリアが変わるため、こまめに最新の天気予報を確認することをおすすめします。「特に気温差が激しい時期ですので、服装でうまく調整し、体調管理に気を配ってください」と健康管理士の田中さんは呼びかけています。2月後半とは思えない厳しい寒さが続きますので、しっかりと防寒対策を行いましょう。
季節の変わり目で体調を崩しやすい時期です。こまめな天気予報の確認と適切な対策で、健康に過ごしましょう。