漫画村の運営者として知られる星野ロミ氏が、再び注目を集めています。今回は、出版社からの巨額な損害賠償請求への対応をめぐってのことです。本記事では、星野氏に届いた支払い勧告の内容や、氏の反応について詳しく解説します。
17億円超の賠償金支払い勧告!星野氏の反応は?
2025年2月10日、星野ロミ氏は自身のXアカウントで、KADOKAWA、集英社、小学館の代理人弁護士から損害賠償の支払い勧告の通知書が届いたことを明かしました。「振り込め詐欺かと思った」と冗談めかしたコメントと共に、通知書の写真を公開した星野氏。しかし、その後の投稿からは、支払いを拒否する姿勢が明確に示されています。
星野ロミ氏がXに投稿した支払い勧告通知書の写真
2022年に提訴された著作権侵害訴訟で、東京地裁は星野氏に約17億3664万2277円の支払いを命じました。2024年5月に判決は確定しましたが、星野氏は現在に至るまで支払いを履行していません。今回の通知書では、賠償金に加え、2022年8月4日から支払日までの年5%の利息を2週間以内に支払うよう求められています。
支払いを拒否する姿勢を表明、波紋広がる
星野氏はXのユーザーからの質問に対し、「踏み倒しますか?」という質問に「はい」と回答。「来週から海外に行くから取りに来てもらわないとなぁ」「払わないって言ってる」といった挑発的な発言も繰り返しています。
星野ロミ氏のXアカウントのスクリーンショット
さらに、「利息だけで年8650万円、1日24万円払っても賠償金は減らない」と、途方もない金額であることを嘆く投稿も。これらの発言は大きな波紋を呼び、今後の展開に注目が集まっています。
専門家の見解
著作権法に詳しい山田弁護士(仮名)は、「判決確定後の支払いを拒否することは、法的措置の対象となる可能性があります。強制執行などの手続きが取られる可能性も高く、星野氏の対応は極めて危険と言えるでしょう」と指摘しています。
今後の動向が注目される中、星野氏の言動は、著作権侵害問題の深刻さを改めて浮き彫りにしています。