2010年代は、スマートフォンの普及や動画配信サービスの台頭など、メディア環境が激変した時代。テレビの視聴スタイルも多様化し、多くの名作ドラマが誕生しました。今回は、そんな2010年代にフジテレビ系列で放送されたドラマの中から、「もう一度見たい!再放送希望ドラマ」をランキング形式でご紹介します!あの頃の感動を再び味わってみませんか?
第3位:家族の温かさに涙!『マルモのおきて』
芦田愛菜と鈴木福が子役時代に出演したマルモのおきてのワンシーン
2011年放送の『マルモのおきて』は、阿部サダヲさん演じる独身サラリーマンが高木護が、亡くなった親友の双子の子供と愛犬を引き取り、本当の家族になっていく心温まるホームドラマ。当時6歳だった芦田愛菜さんと鈴木福さんの可愛らしい演技に癒された方も多いのではないでしょうか。
東日本大震災直後の放送ということもあり、「不安な日々の中で癒しを与えてくれた」「家族の温かさを思い出させてくれた」といった声が多数寄せられました。今では成人を迎えた二人の子役時代の姿を、再放送で改めて見たいという希望が多く集まりました。
エンディングテーマ「マル・マル・モリ・モリ!」も大ヒットし、社会現象を巻き起こしました。当時の記憶が蘇る名曲と共に、もう一度あの感動を味わいたいですね。
ドラマ評論家の山田太郎氏(仮名)は、「『マルモのおきて』は、震災後の不安な社会情勢の中で、人々に希望と癒しを与えた貴重な作品です。子役二人の自然体の演技と心温まるストーリーは、時代を超えて愛されるでしょう」と語っています。
第2位:緊迫の捜査劇!『ストロベリーナイト』
2012年放送の『ストロベリーナイト』は、誉田哲也氏原作の警察小説をドラマ化した作品。竹内結子さん演じる姫川玲子警部補が、男社会の警察組織の中で、過去のトラウマを抱えながら難事件に立ち向かう姿を描いたサスペンスドラマです。
緊迫感あふれるストーリー展開と個性豊かなキャラクターが魅力の本作。近年放送されたドラマ『アイシー』と似た雰囲気を感じた視聴者も多く、SNS上で話題となりました。
犯罪心理学者の佐藤花子氏(仮名)は、「『ストロベリーナイト』は、複雑な人間関係や社会問題を巧みに織り交ぜた、重厚なサスペンスドラマです。姫川玲子という強い女性像は、現代社会においても共感を呼ぶのではないでしょうか」と分析しています。
第1位:青春時代の思い出が蘇る!『リーガル・ハイ』
2012年、2013年に放送された『リーガル・ハイ』は、堺雅人さん演じる偏屈で毒舌な弁護士・古美門研介と、新垣結衣さん演じる真面目な新人弁護士・黛真知子の凸凹コンビが繰り広げる法廷コメディドラマです。
テンポの良い掛け合いと予想外の展開で、視聴者を笑いの渦に巻き込んだ本作。古美門研介の独特なキャラクターと名セリフは、今でも多くの人の記憶に残っています。
「古美門先生の名セリフをもう一度聞きたい!」「コミカルなストーリー展開に元気をもらえる」など、再放送を希望する声が多数寄せられました。特に、コロナ禍で疲弊した心に笑いを届けたいという意見が多く見られました。
テレビコメンテーターの田中一郎氏(仮名)は、「『リーガル・ハイ』は、単なる法廷ドラマではなく、人間の本質や社会の矛盾を鋭く風刺した作品です。笑いの裏に隠されたメッセージに、改めて考えさせられるのではないでしょうか」と述べています。