オダギリ監督作に最優秀賞 トルコ・アンタルヤ映画祭

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1日、トルコ・アンタルヤで開かれたアンタルヤ映画祭で最優秀作品賞を受賞したオダギリジョーさん(アナトリア通信=共同)

1日、トルコ・アンタルヤで開かれたアンタルヤ映画祭で最優秀作品賞を受賞したオダギリジョーさん(アナトリア通信=共同)
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 トルコ南部アンタルヤで開かれたアンタルヤ映画祭の国際コンペティション部門で1日、俳優、オダギリジョーさん(43)の初の長編監督作品「ある船頭の話」が最優秀作品賞を受賞した。

 授賞式にはオダギリさん本人が出席。最初は日本語で話し始めたが、同時通訳がなかったため、トルコ語で「ありがとう」と述べた。映画祭は今回56回目で、トルコの主要な映画祭の一つ。

 「ある船頭の話」は俳優の柄本明さんが主演で、時代に取り残される渡し船の船頭の姿を通して人間の生き方や幸せの形を問う。撮影監督は香港のウォン・カーウァイ監督作などで知られるクリストファー・ドイル氏が務めた。9月にはベネチア国際映画祭の「ベニスデイズ」でも上映された。

 昨年のアンタルヤ映画祭では「万引き家族」の是枝裕和監督が最優秀監督賞に選ばれた。(共同)

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