皇室の伝統行事である鴨場接待に、愛子さまが初めてご参加されました。外交の舞台で英語を流暢に話され、国際親善に貢献されるお姿に注目が集まっています。本記事では、愛子さまの鴨場デビューの様子を詳しくお伝えします。
愛子さま、鴨場接待で外交デビュー
2月14日、千葉県市川市にある新浜鴨場で、各国大使らを招いた鴨場接待が行われました。愛子さまは、グリーンのジャケットにチェックのスカート、ロングブーツという洗練された装いでご登場。キューバなど12カ国の大使らと握手を交わし、一人一人と丁寧なご挨拶をされました。
alt=愛子さまが各国大使と握手を交わす様子
英語で「Very nice to meet you too. It’s a fine day. I hope you will enjoy.」と流暢に話される愛子さま。コスタリカ臨時代理大使からは「Thank you, I hope you will too.」と温かい返答がありました。まさに国際親善の場における、愛子さまの外交デビューと言えるでしょう。
天皇皇后両陛下ゆかりの地で佳子さまとご交流
この新浜鴨場は、天皇陛下が皇后さまにプロポーズされた思い出の場所としても知られています。1993年1月の会見で陛下は、「10月の3日に千葉県の鴨場でもって、雅子さんの方に『私と結婚していただけますか』というようなことを申しました」と述べられています。
ご家族の思い出が詰まったこの場所で、愛子さまは初めて鴨場接待にご参加。経験のある佳子さまに時折手順を確認されるなど、いとこ同士の温かい交流も見られました。
初めての放鳥に挑戦!
愛子さまはカモを1羽捕獲することに成功し、大使に嬉しそうに説明されました。その後、周囲の励ましを受けながら、初めての放鳥に挑戦。両手でそっと放たれたカモが池に向かって歩き始めると、安堵の表情を浮かべられました。
alt=愛子さまと佳子さまが一緒にカモを放鳥する様子
最後は佳子さまと息を合わせ、「せーの!」と声を掛け合いながら、一緒にカモを放たれました。笑顔あふれる和やかな雰囲気の中、愛子さまは佳子さまとともに国際親善の役割を果たされました。
皇室ジャーナリストの山下桃子さん(仮名)は、「愛子さまが鴨場接待に初めてご参加されたことは、皇室の伝統を継承していく上で重要な一歩です。また、佳子さまとの温かい交流も国民に感動を与えたでしょう」と述べています。
鴨場接待:日本の伝統と国際交流
鴨場接待は、日本の伝統文化である鴨猟を体験してもらうことで、各国との友好関係を深める貴重な機会となっています。愛子さまの初参加は、新たな時代の幕開けを感じさせます。今後のご活躍にも期待が高まります。