新幹線での食事は旅の楽しみの一つ。しかし、車内で何を食べるかは、周りの乗客への配慮も必要です。最近、ある国会議員が新幹線内でたこ焼きを食べる写真をSNSに投稿し、物議を醸しました。この出来事をきっかけに、新幹線における車内飲食のマナーについて改めて考えてみましょう。
たこ焼きが批判の的に?匂いを巡る議論
問題の発端は、議員が新幹線内でたこ焼きを食べる写真を投稿したことにあります。写真に写っていたたこ焼きの容器には、「新幹線車内および駅構内でのお召し上がりはご遠慮願います」という注意書きのシールが貼られていました。
alt新幹線車内でたこ焼きを食べる議員の写真
この注意書きは、たこ焼きの強い匂いが車内に広がり、他の乗客に迷惑をかける可能性があるため、販売店が貼っているものです。新大阪駅のフードコート「大阪のれんめぐり」では、たこ焼きだけでなく、串カツやネギ焼きにも同様の注意書きが見られます。JR東海の子会社である同フードコートの運営会社は、顧客からの匂いに関する意見を考慮し、店舗にシールの貼り付けを依頼したと説明しています。(朝日新聞デジタル 2018年5月22日付)
車内飲食は禁止されていないが…
新幹線をはじめとする公共交通機関での車内飲食は、法律で禁止されているわけではありません。しかし、周りの乗客への配慮は必要不可欠です。
たこ焼きの匂いは、人によっては不快に感じる場合があり、「たこ焼きテロ」と呼ばれることもあるほど。同様に、551蓬莱の豚まんも、その独特の匂いから車内での飲食を控えるよう呼びかける声が多く聞かれます。
例えば、お笑い芸人の春日俊彰さんは、テレビ番組で新幹線内で豚まんを食べたところ、隣の乗客に激怒されたというエピソードを披露しています。(人志松本のすべらない話 フジテレビ系 2018年1月20日放送)
気持ちの良い車内環境のために
新幹線での食事は、長旅の疲れを癒す貴重な時間です。しかし、自分だけが快適であれば良いというわけではありません。周囲への配慮を忘れずに、心地よい旅の時間を共有するために、匂いの強い食べ物は控える、ゴミはきちんと持ち帰るなど、基本的なマナーを守ることが大切です。
食事をより楽しむための工夫
どうしても新幹線でたこ焼きや豚まんを楽しみたい場合は、匂いが漏れにくい容器に移し替える、空調の風が直接当たらない場所に座るなど、工夫してみましょう。また、周りの乗客に一声かけるのも良いかもしれません。
alt新幹線車内で食事を楽しむ乗客のイメージ
まとめ:マナーを守って楽しい旅を
新幹線車内での飲食は、周りの乗客への配慮が不可欠です。匂いの強い食べ物は避け、ゴミはきちんと処理しましょう。少しの心遣いで、自分も周りの人も快適な旅を楽しむことができます。
皆さんは新幹線でどんな風に食事を楽しんでいますか?ぜひコメント欄で教えてください! また、jp24h.comでは、他にも様々な情報を発信しています。ぜひ他の記事もご覧ください。