韓国の空港で、約8億円相当の金塊を密輸しようとした密輸グループの男らが摘発された。
男らは香港で金を仕入れ、金属探知機に反応しないように加工、ベルトのようなものに隠して運搬、韓国経由で日本に持ち込んでいたという。
また今回の摘発で、グループの首謀者を含む39人が検挙されたという。
金塊密輸グループの摘発…服の下に金を隠し
韓国の空港で撮影されたのは、約8億円もの金塊を密輸していた男らの摘発の瞬間だ。
捕まった男の体には、密輸する金が隠されていた。
どこにあったかというと、「おなか」だ。
服の下に巻いていたベルトのようなものの中に隠していたのだ。
警察官が押収したベルトのような物の中から出てきたのは、黄色い粘土のようなもの。
これが密輸しようとしていた「金」だったのだ。
男は押収の際に、警察官に「これ何?」と詰め寄られていたが、「私の物じゃない」と否定。
さらに「どこに行くつもりだった?」と警察官に問われると、「日本です」と答えていた。
金は見つからないように加工され、日本に持ち込まれようとしていた。
首謀者逮捕…日本へ金塊を密輸か
密輸グループが撮影した金の加工の様子を映した映像も確認されている。
粘土状になった金は、金属探知機に反応していない。
香港の免税価格で仕入れた金を現地で加工すると、飛行機に乗って韓国経由で日本に持ち込んでいたという。
今回、密輸グループの首謀者も逮捕された。
グループは同級生や家族を「日本旅行が無料でできる」などと勧誘していて、検挙されたのは39人にのぼったという。
(「イット!」 2月12日放送より)
イット!