兵庫県知事告発状問題で、NHK党の立花孝志氏が日本維新の会の岸口実県議から告発者の個人情報を含む文書を受け取ったと主張している件について、維新は調査を開始します。この問題は、斎藤元彦兵庫県知事に対する告発状に関連するもので、告発者のプライバシー情報がどのように立花氏の手に渡ったのかが焦点となっています。
維新、事実関係の確認に奔走
維新は、吉村洋文代表の指示のもと、岩谷良平幹事長を中心に調査を進めています。立花氏からはすでに電話で話を聞いたものの、岸口氏本人からの聞き取りも必要と考えています。 当事者双方の主張が食い違っており、真相解明が急務となっています。
音声記録や動画の有無が鍵
維新関係者によると、立花氏と岸口氏が昨年11月1日に面会した際の音声記録や動画は確認されておらず、現時点では当事者の証言しか証拠がない状態です。そのため、文書提供の有無を断定するには至っていません。
立花孝志氏
吉村代表は、どちらの主張が事実なのか、あるいは第三の可能性があるのかも含めて、徹底的に調査する必要があると強調しました。
SNS上での批判の高まりを受け、慎重な対応を約束
SNS上では、岸口氏が立花氏に文書を提供したと決めつけ、岸口氏を批判する声が上がっています。維新関係者は、岸口氏への聞き取りは慎重に行い、過度な心理的負担がかからないよう配慮すると述べました。
情報漏洩の真偽は?
立花氏が公開した文書には、告発者の氏名や住所など、個人情報が含まれているとされています。もし岸口氏からの情報提供が事実であれば、重大な情報漏洩となり、維新の信頼性を揺るがす事態となる可能性があります。
兵庫県議
維新は、今回の調査を通じて事実関係を明らかにし、適切な対応を取るとしています。今後の展開が注目されます。