「品位あふれる閑暇」を楽しむ家賃6.5万円の部屋 学生時代の経験で鍛えられた自己投資の感覚を大切にする暮らし


【写真(12枚)】宮川さんのセンスがあふれる部屋の様子。1つひとつにこだわり、集めた物に囲まれている。

 宮川さんはコマーシャルやミュージックビデオなどを手がける映像クリエイターだ。華やかな世界で活躍しているが、実は大学の授業料すべてを奨学金で賄い、今も返済を続けている。宮川さんのライフスタイルや考えとは? 

■センスを生かした家賃6.5万円のオアシス

 宮川さんの部屋は杉並区にある約30㎡程の1DK。家賃は6.5万円だ。

 「家賃6.5万円は魅力です。僕の部屋選びの条件は、撮影の現場に近い都心にあって、仕事の機材を置ける広めの部屋。その条件を満たしつつ、なるべく家賃が安いところを探しました。そうなると、何かしらマイナス要素がある物件じゃないと厳しいですよね。

 部屋は窓が2方に配置されていて日当たりが良く、観葉植物がよく育っている。建具は古いがグレージュと白でまとめられた明るい印象のカラーリングで、宮川さんがDIYしたフロアシートとの相性も良い。

■不用品を譲り受けてお金はかけない

 スニーカーに観葉植物のビカクシダを植えたり、高さ50cmはあろうかという大きな壺が飾られていたりと、独特なスタイルの部屋だが、実はそれほどインテリアにお金をかける主義ではないそうだ。



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