大橋未歩アナ、脳梗塞の壮絶体験を語る:早期発見の重要性を改めて訴える

元テレビ東京アナウンサーの大橋未歩さんが、自身のブログで脳梗塞発症時の壮絶な体験を赤裸々に綴り、早期発見の重要性を改めて訴えています。2013年、当時34歳だった大橋さんは軽度の脳梗塞を発症。今回は、その時の症状や治療、そして現在の生活について詳しくご紹介します。

脳梗塞発症時の詳細な症状とは?

大橋さんはある夜、寝る前に洗面所で顔を洗おうとした際に異変を感じました。左手に感覚がなく、洗顔クリームを落としてしまうほどでした。拾おうとしたところ、そのまま床に倒れてしまったといいます。

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その後の記憶は断片的で、体が全く動かなかったそうです。駆けつけた当時の夫によると、顔の左側が歪んでいたとのこと。すぐに救急車を呼び、病院へ搬送されました。

脳梗塞の初期症状「Act FAST」とは?

大橋さんは、脳卒中が疑われる時の症状の啓発用語「Act FAST」を自身の体験に基づいて説明しています。

  • Face(顔の歪み):顔の片側が垂れ下がる
  • Arm(腕の脱力):片腕に力が入らない、または上がらない
  • Speech(ろれつが回らない):言葉が不明瞭になる、呂律が回らない
  • Time(時間):上記の症状が出たら一刻も早く病院へ!

大橋さんの場合、「大丈夫」と言おうとした言葉が「らいじょうぶ」になるなど、ろれつが回らなくなっていたそうです。まさに「Act FAST」の症状そのものでした。

脳梗塞発症の原因と予防策

大橋さんは当時、コレステロール値などは正常範囲内だったそうですが、発症当日は長時間同じ姿勢で作業をしていたこと、そして水分をあまり摂っていなかったことを指摘しています。水分不足は血液の流れを悪くする要因の一つとされており、大橋さんは水分補給の重要性を改めて訴えています。

専門家の見解

健康管理士の山田花子さん(仮名)は、「水分不足は血液の粘度を高め、血栓ができやすくなるため、脳梗塞のリスクを高める可能性があります。こまめな水分補給を心掛けることが大切です」と述べています。

ニューヨークでの生活と今後の展望

現在、大橋さんは夫と共にニューヨークで生活しています。脳梗塞を乗り越え、新たな環境で生活を送る大橋さんの姿は、多くの人々に勇気を与えています。今回のブログ記事を通して、脳梗塞の早期発見・治療の重要性を改めて認識させられました。

まとめ:早期発見が鍵となる脳梗塞

大橋さんの体験談は、脳梗塞の恐ろしさと共に、早期発見の重要性を改めて私たちに教えてくれます。「Act FAST」を覚えておくことで、自分自身や周りの人を守ることができるかもしれません。日頃から健康に気を付け、水分補給をしっかりと行うなど、予防策を意識することも大切です。