岐阜県は2025年2月17日、ペットとして飼育されていた「リクガメ」を職員が誤って殺処分したと発表しました。
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岐阜県によりますと、2024年10月11日夕方、美濃市内で飼い主がいない場合に殺処分の対象となる特定外来生物「カミツキガメ」の疑いがある体長約28センチのカメが見つかり、県が引き取りました。
その後、職員が改めて確認したところ、カミツキガメではなく殺処分の必要がないリクガメと判明しましたが、職員が殺処分するカメだと勘違いし、冷凍庫に入れて殺処分しました。
翌日の10月12日、飼い主から「飼っていたカメがいなくなった」と県に連絡があり発覚し、県は飼い主に謝罪したうえで2025年2月17日、損害賠償として24万3000円を支払いました。
殺処分した職員は「カメを飼えなくなった人が捨てたのかもしれないと思った」と話していて、県は今後、飼い主の確認を徹底するとしています。