「ウクライナ鉱物資源の5割をよこせ」トランプがゼレンスキーに迫った“厚かましい”ディールの中身


【画像】「ウクライナ鉱物資源の5割をよこせ」トランプがゼレンスキーに迫った“厚かましい”ディールの中身

米紙「ワシントン・ポスト」や「ニューヨーク・タイムズ」によると、米国はレアアースにとどまらず、より幅広い鉱物資源の50%の所有権を求めてきたという。

その厚かましさも去ることながら、米国の提案にはウクライナの安全保障が確約されていなかったために、ウォロディミル・ゼレンスキー大統領はこれを拒んだと発表した。

ゼレンスキーは2月15日、「文書のなかに安全保障への言及がなかった。それではウクライナの利益にならない」と訪問先のドイツで記者団に述べた。

トランプ政権の提案に詳しいウクライナ高官や欧州の外交官らが米紙に語ったところによれば、その要求はスコット・ベッセント米財務長官が12日にキーウでゼレンスキーと会談した際に突きつけられた。

ウクライナ側にその提案文書が届いたのは会談のわずか4時間前。ゼレンスキーが目を通す時間は数分しかなかった。にもかかわらず、ベッセントはゼレンスキーにその場で文書に署名するよう強く求めたという。

関連記事:【続きを読む】では、トランプ政権はレアアースのほかにどんな資源を要求してきたのか、その厚かましいディールについて詳報しています。

COURRiER Japon



Source link