「なんで4なないの」息子は3年前のきょう命絶った…死後に母が突き止めた苛烈なSNSいじめ 命日のきょう加害生徒側との民事裁判はじまる


【画像を見る】「なんで4なないの」母親が目にした誹謗中傷の書き込み 亡くなる直前まで嫌がらせが続いたという

我が子がいじめに遭っているらしいことは、わかっていた。学校にも相談していた。
息子には、無理に学校に行かなくてもいいと伝えてあった。それなのに。

息子の死後、母親は絶望と怒りのはざまで、息子に何が起きていたのかを1つずつ解き明かしていった。

そこで見えてきたのは、直視するにはあまりにも辛い「SNSいじめ」の現実と、第三者委員会が下した“超異例”ともいえる判断だった。

◆エスカレートするいじめ、追い詰められる息子

学年のほぼ全員が登録しているグループLINE。やりとりを見て、息子に問うた。「何これ?なんでこんなに攻撃されてんの?」。息子は、「もう解決した」と繰り返すばかりだった。学校にも相談したが、進級とともにいじめはエスカレートしていった。

◆「学校に行かなくなったことを恥ずかしく思わんでいい」

それでも、息子は中学3年生の私立高校への合格が決まった3日後に、自ら旅立ってしまった。2022年2月17日、3年前のきょうのことだ。

(母親)「高校に受かって喜んでいたんですよ。でも、せっかく受かったのに『あんまりうれしそうじゃなくない?』って言ったら、『友達できるんかな…』みたいな感じでポツンって言っていた」「『高校生になったら絶対友達たくさんできるから』って言ったんですが、ちょっと不安そうにしていた」

そして息子の死後、母親は目を覆いたくなるような罵詈雑言を、スマホの中に発見することになった。



Source link