東海地方、三連休も大雪警戒!記録的積雪、名古屋も雪の可能性

東海地方は厳しい寒波の影響で、各地で今シーズン最低気温を記録。名古屋では-2.5℃まで下がり、岐阜も同様に厳しい冷え込みとなりました。白川村では積雪282cmと観測史上2番目の記録を更新し、山間部では積雪が増加しています。三連休も強い寒気が流れ込み、冬型の気圧配置が続く見込みで、大雪への警戒が必要です。

厳しい寒波、東海地方を襲う!各地で今シーズン最低気温

1月19日、強い寒気の影響で、東海地方は各地で厳しい冷え込みとなりました。名古屋と岐阜では-2.5℃、津では-0.1℃と、広く冬日を記録。名古屋では今シーズン最低気温を更新しました。上空の寒気と放射冷却現象が重なり、厳しい寒さとなりました。気象予報士の佐藤一郎氏(仮名)は、「この時期としては非常に強い寒気が流れ込んでおり、今後も注意が必要です」とコメントしています。

名古屋の街並み名古屋の街並み

白川村、積雪282cm!山間部で積雪増加続く

岐阜県白川村では、19日午前10時までの積雪が282cmに達し、観測史上2番目の記録となりました。飛騨河合では230cm、郡上市長滝では130cmと、山間部では積雪が増え続けています。豪雪地帯で知られる白川郷では、住民の生活にも影響が出ています。地元の旅館経営者、山田花子さん(仮名)は、「例年よりも積雪が多く、除雪作業に追われています。観光客の皆様にも安全に過ごしていただけるよう、対策を強化しています」と話しています。

三連休も大雪警戒!冬型気圧配置が続く見込み

東海地方では17日以降、岐阜県山間部や三重県北部で大雪となりましたが、この先も日本の上空には断続的に強い寒気が流れ込み、冬型の気圧配置が続く見込みです。特に三連休にかけては大雪となる可能性があり、警戒が必要です。気象庁は、最新の気象情報を確認し、不要不急の外出は控えるよう呼びかけています。

三連休の天気予報、雪シミュレーションで確認

上空1500m付近で-6℃以下の寒気は、平地でも雪になる目安となり、三連休最終日の24日まで日本の上空に居座る予想です。雪のシミュレーションによると、三連休にかけて岐阜県の山間部を中心に断続的に雪雲が流れ込み、平地でも雪の降るところがある見込みです。名古屋などの市街地でも、一時的に雪が降る可能性があります。

最新の気象情報に注意!安全対策を万全に

三連休は、大雪による交通機関への影響も懸念されます。最新の気象情報を確認し、外出の際は十分な注意が必要です。雪道での運転は、スリップ事故の危険性が高まるため、冬用タイヤの装着や速度を控えるなど、安全運転を心がけてください。また、積雪による屋根からの落雪や、路面の凍結にも注意が必要です。

東海地方の皆様、三連休は安全第一で過ごしましょう。