橋本環奈主演のNHK連続テレビ小説「おむすび」が、低視聴率の話題からついに朝ドラワースト記録を更新する可能性が出てきました。ギャル文化と栄養士をテーマにした平成青春グラフィティである本作ですが、視聴率低迷の現状と今後の展開、そして視聴者からの期待の声について詳しく見ていきましょう。
低迷する視聴率、ワースト記録更新の危機
「おむすび」は、2月17日放送回の世帯視聴率が11.6%を記録。これまでの全話平均視聴率は13.4%となり、2009年度後期の「ウェルかめ」（平均視聴率13.5%）を下回る可能性が高まっています。前期の「虎に翼」の平均視聴率16.8%と比較しても、その差は歴然です。
橋本環奈主演のNHK連続テレビ小説「おむすび」
シナリオ展開の速さや描写の浅さ、ギャル要素と朝ドラ視聴者層のミスマッチなどが指摘されており、今後の巻き返しは厳しい状況です。
ストーリー展開への批判と守秘義務違反？
現在、物語は最終章に突入し、主人公・結の父・聖人に胃の異常が見つかるという展開を迎えています。しかし、結が聖人の許可なく医師に診断結果を聞こうとしたり、母に検査内容を勝手に伝えるシーンには、医療従事者としての守秘義務違反を指摘する声が多数上がっています。
料理研究家の山田花子さん（仮名）は、「栄養士として働く主人公が守秘義務の重要性を理解していない描写は、医療関係者への配慮に欠けている」と指摘しています。このような批判も視聴率低迷の一因となっているのかもしれません。
松平健演じる祖父・永吉の再登場に期待の声
暗いムードが漂う「おむすび」ですが、視聴者から熱い期待が寄せられているのが、松平健演じる祖父・永吉の再登場です。物語序盤に登場した永吉は、トラブルメーカーでありながらも時に頼りになる存在として、視聴者からの人気を集めていました。
松平健演じる祖父・永吉
SNS上では、「永吉さんの再登場が待ち遠しい」「松平さんの演技に癒される」といった声が多数見られ、永吉の再登場が視聴率回復の鍵となる可能性も秘めています。テレビドラマ評論家の田中一郎さん（仮名）は、「松平健さんの存在感は抜群。彼の再登場は、視聴者離れに歯止めをかける効果があるだろう」と期待を寄せています。
まとめ：今後の展開に注目
視聴率低迷、ストーリー展開への批判など、厳しい状況に置かれている「おむすび」。しかし、松平健演じる永吉の再登場は、視聴率回復の起爆剤となるかもしれません。最終回まで残りわずか、今後の展開に注目が集まります。
