華やかな世界に潜む闇。中国大使館の元外交官であり、政財界の要人が足繁く通う高級中華料理店を経営する中国人男性が、コロナ給付金詐欺の容疑で逮捕されました。華僑の四大美女と称される妻もまた、高級中華料理店を経営。華麗なる経歴の裏に隠された、二人の真の姿とは？事件の真相、そして日本政財界との繋がりを探ります。
事件の概要：元外交官の華麗なる転身と突然の逮捕劇
2023年2月5日、警視庁公安部は、コロナ給付金をだまし取ったとして、高級中華料理店「御膳房」を含む8店舗を経営する「東湖」（東京・六本木）社長、中国籍の徐耀華容疑者（62）を詐欺容疑で逮捕しました。同時に、経理担当の小島敬太容疑者（28）も逮捕されています。徐容疑者は元中国大使館員という輝かしい経歴を持ち、華僑社会でも名の知れた存在でした。一体何が彼を犯罪へと駆り立てたのでしょうか？
高級中華料理店「御膳房」の外観
疑惑の渦中：華僑社会に広がる噂と捜査当局の疑念
徐容疑者夫妻の経営する店は、日本政界と中国政府の接点、そして工作活動の拠点になっているのでは、という疑念が捜査当局から向けられています。華僑社会でも、以前から「あそこの店は怪しい」という噂が囁かれていたようです。中国経済に精通したジャーナリストで千葉大学客員教授の高口康太氏も、在日華僑から徐夫婦に関する不穏な話を耳にしたことがあると証言しています。
偽装離婚の疑惑：妻は“華僑の四大美女”
徐容疑者の妻は、“華僑の四大美女”と称されるほどの美貌の持ち主で、彼女自身も高級中華料理店を経営しています。周囲を欺くためか、二人はすでに離婚しているという話も出ていますが、偽装離婚ではないかとの指摘も。二人の関係性、そしてそれぞれのビジネスの実態は、事件解明の鍵を握っている可能性があります。
複雑に絡み合う人間関係：日本政財界との繋がり
徐容疑者夫妻は、日本の政財界にも太いパイプを持っているとされ、その繋がりも捜査の焦点となっています。華麗な経歴と人脈を駆使し、彼らは一体どのような活動を行っていたのでしょうか？今後の捜査の進展が注目されます。
真相究明へ：事件の全貌解明が待たれる
元外交官、高級中華料理店、コロナ給付金詐欺、そして華僑の四大美女…。まるで映画のワンシーンのようなこの事件は、多くの謎に包まれています。今後の捜査によって、事件の全貌が明らかになることを期待しましょう。
