俳優・松本潤が主演を務める日曜劇場『19番目のカルテ』(TBS系)の第1話が13日に放送されました。この回で患者役を演じた仲里依紗さんの涙の熱演が注目を集め、ネット上では「名優」「もらい泣きした」といった称賛の声が多く寄せられています。
ドラマ『19番目のカルテ』第1話の患者役、黒岩百々を演じる仲里依紗
ドラマ『19番目のカルテ』とは
本作は、富士屋カツヒトの漫画『19番目のカルテ 徳重晃の問診』を実写ドラマ化したものです。医療の新しい領域である総合診療科を舞台に、主人公の総合診療医・徳重晃(松本潤)が問診を通じて患者の病だけでなく、心や生活背景に寄り添い、「最善」の治療を見つけ出していくヒューマン医療エンターテインメントです。魚虎総合病院がその舞台となります。
患者・百々(仲里依紗)の苦悩と徳重(松本潤)との出会い
第1話で描かれたのは、全身の痛みに苦しむ女性、黒岩百々(仲里依紗)の姿でした。整形外科で異常なしと診断されても痛みが消えず、会社や周囲にも理解されない孤独な闘いを強いられます。精神的にも追い詰められ、ある日、彼女は会社で気を失ってしまいます。魚虎総合病院に運び込まれた百々は、整形外科医・滝野みずき(小芝風花)の説得もあり、赴任してきたばかりの徳重晃(松本潤)の診察を受けることになります。徳重は百々の話に丁寧に耳を傾け、「頑張られましたね」と労い、入院による精密検査を提案しました。
仲里依紗の熱演とネットの反響
仲里依紗さんは、原因不明の痛みと精神的な苦しみに耐える百々の心情を痛切に演じました。誰にも分かってもらえない辛さを涙ながらに徳重に訴えるシーンや、検査結果を前に静かに涙を流す様子は多くの視聴者の胸を打ちました。ネット上では、「仲里依紗さんにもらい泣きした」「演技すごすぎて痛みが伝わる」「ほんと名優だ」といった称賛の声が多数投稿され、その表現力の高さが絶賛されています。孤独な患者の苦悩を見事に表現した仲さんの演技は、ドラマへの没入感を高めました。
この第1話における仲里依紗さんの鬼気迫る演技は、視聴者に深い感動を与え、『19番目のカルテ』が描こうとしている医療と患者の向き合い方の一端を示すものとなりました。今後の物語の展開にも注目が集まります。
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