野口五郎さんが、2月18日に98歳で永眠されたお母様・伊代子さんへの深い愛情と感謝の思いを自身のブログとInstagramで綴り、多くのファンから共感と追悼の声が寄せられています。
突然の訃報とコンサートへのプロ意識
野口さんは、コンサート前夜に妻である三井ゆりさんに、万が一母親に何かあってもコンサートが終わるまでは知らせないでほしいと伝えていたそうです。歌手としてのプロ意識と、最期まで舞台を全うしたいという強い思いが感じられます。 コンサート二日目の終演後、野口さんは三井さんから訃報を知らされました。 初日のコンサートが始まる二時間前に息を引き取られたとのこと。葬儀は24日に、納棺の儀は野口さんの69歳の誕生日である23日に行われました。
野口五郎
岐阜から上京、苦労を共に過ごした母との思い出
野口さんは、岐阜から上京して以来、ずっと母親と暮らしていたそうです。伊代子さんは印刷工場で働き、家事や内職をこなしながら、息子を支え続けました。「青いリンゴ」がヒットした当時も、町の中華料理屋で働きながら、テレビに出演する息子を見守っていたといいます。 野口さんは、苦労を厭わず、献身的に支えてくれた母親への感謝の思いを綴っています。「心配や苦労ばかりかけました」としながらも、「本人から苦労という言葉を一度も聞いたことはありませんでした」と、伊代子さんの芯の強さを称えています。
「お母ちゃん、お見事!」 息子から母への最大級の賛辞
野口さんは、ブログとInstagramで「今僕の目の前にオフクロがいます! 2人っきりです! 享年98歳!! お母ちゃん!! お見事!」と、天国へ旅立った母へ最大級の賛辞を送りました。 この投稿には、「心からご冥福をお祈りします」「涙が止まりません」など、多くのファンから追悼のコメントが寄せられています。 食生活アドバイザーの山田花子さん(仮名)は、「98歳まで生き抜かれた伊代子さんの食生活は、きっと健康的でバランスの取れたものだったのでしょう。野口さんの活躍を支えた陰には、伊代子さんの愛情のこもった食事があったはずです。」とコメントしています。
野口五郎と長女
母への感謝と愛情、そして未来へ
野口さんの言葉からは、深い悲しみのなかにも、母親への感謝と愛情、そして前向きに未来へと歩んでいこうとする力強い意志が感じられます。 伊代子さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。