フジテレビを揺るがす一連の騒動は、芸能界全体に暗い影を落としています。元SMAP中居正広氏の女性トラブルに端を発したこの問題は、局内の幹部人事やスポンサー撤退にまで発展し、その影響は番組制作現場にも及んでいます。中でも、Sexy Zoneから改名し、5人の新メンバーを加えて再出発したtimeleszの菊池風磨さんは、大きなチャンスを失ってしまったと言われています。
フジテレビ騒動の余波
事の発端は2024年12月、中居正広氏と芸能関係者X子さんとの間に起きたトラブルが報じられたことでした。このトラブルにはフジテレビ幹部社員A氏が関わっていた可能性や、港浩一前社長による女性アナウンサーへの接待問題なども浮上し、フジテレビの人権意識の低さが問われています。
2度の記者会見を開いたものの、疑惑は払拭されず、80社近いスポンサーが広告出稿を見合わせる事態に。CM枠はACジャパンの公共広告で埋め尽くされ、自社番組や映画の宣伝が繰り返されるなど、経営への深刻な打撃は隠しきれません。2025年3月期までの年間広告収入は233億円減となる見込みで、番組制作にも大きな影響が出ています。
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番組制作への影響
現在、第三者委員会による調査が進行中で、結果は3月末に公表される予定です。それまでの間、スポンサー撤退の影響は続き、番組制作予算の削減は避けられないでしょう。新規番組の制作が困難になり、再放送で対応せざるを得ない状況も考えられます。
さらに、フジテレビが利用していた映像編集所の閉鎖も噂されており、制作現場は混乱を極めています。タレント側もフジテレビの番組出演に慎重になっているとの声も聞かれ、事態の深刻さを物語っています。
timelesz菊池風磨への影響
このような状況下で、timeleszとして再出発した菊池風磨さんは、大きな痛手を負ったと言われています。新体制での初仕事として、フジテレビの番組で重要な役割を担う予定だったそうですが、今回の騒動により白紙になったという情報も。
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グループ改名、新メンバー加入という大きな転換期を迎えたtimelesz。今後の活動に期待が高まる中、予期せぬ形でフジテレビ騒動の影響を受けてしまいました。芸能評論家の山田一郎氏(仮名)は、「今回の騒動は、timeleszにとって大きな試練となるでしょう。しかし、菊池さんの実力と人気は折り紙付きです。この逆境を乗り越え、さらに飛躍してくれると信じています」とコメントしています。
今後の展望
フジテレビの信頼回復、そしてtimeleszの今後の活動に注目が集まります。果たして菊池風磨さんは、この困難を乗り越え、新たなステージへと進むことができるのでしょうか。