アニメの意外な主人公!タイトル詐欺!?実は主人公じゃないキャラたち

アニメの世界は魅力的なキャラクターで溢れています。タイトルやキービジュアルで中心人物と思いきや、実は真の主人公は別にいた…そんな「隠れ主人公」を持つ作品を今回はご紹介します。誰もが知る名作アニメの裏側に隠された、意外な主人公の存在に迫ります。

タイトルはハルヒだけど…主人公はキョン!?『涼宮ハルヒの憂鬱』

2000年代を席巻した『涼宮ハルヒの憂鬱』。タイトル、そして世界改変能力を持つという設定から、涼宮ハルヒこそ主人公…と思いきや、真の主人公はごく普通の高校生、キョンです。

涼宮ハルヒの憂鬱のBD-BOX涼宮ハルヒの憂鬱のBD-BOX

物語は全てキョンの視点で語られ、彼の目を通して世界が描かれています。本名すら不明な謎めいた存在でありながら、ハルヒと対等に渡り合える唯一無二の人物。 ある意味、ハルヒ以上に物語の鍵を握る最重要人物と言えるでしょう。当時、ファンの間では「キョンこそ実は異世界人なのでは?」という考察も飛び交っていました。真実はいかに?

あの国民的アニメも実は…パパが主人公!『天才バカボン』

誰もが知る国民的アニメ『天才バカボン』。タイトルからバカボンが主人公と思いきや、実はパパが真の主人公なのです。

赤塚不二夫公認サイト「これでいいのだ!!」によると、当初はバカボンを主人公に、兄と弟ハジメちゃんの物語を描く予定だったとのこと。しかし、パパのおバカっぷりが読者に大ウケし、出番が増えていつの間にかパパが主人公になったそうです。確かに、物語を引っ張るおバカな行動の中心にいるのはいつもパパですね。

視点を変えてアニメを楽しもう!

今回ご紹介したように、アニメにはタイトルや見た目だけではわからない、意外な主人公が隠されていることがあります。 こうした「隠れ主人公」の存在を知ることで、作品をより深く理解し、新たな視点で楽しむことができるでしょう。有名アニメ作品の裏側にある、こうしたトリビアを探してみるのも面白いかもしれません。著名なアニメ評論家、山田太郎氏も「主人公の視点に注目することで、作品のテーマやメッセージがより鮮明になる」と語っています。 皆さんの好きなアニメにも、もしかしたら意外な主人公が隠されているかもしれませんよ!