魔進戦隊キラメイジャーで強烈な存在感を放った悪の幹部、ヨドンナ。その妖艶さと冷酷さで視聴者を魅了したヨドンナを演じたのは、グラビアアイドルとしても活躍する桃月なしこさん。今回は、ヨドンナ誕生の裏側や、桃月さん自身の特撮愛、そして『キラメイジャー』の魅力について深く掘り下げていきます。
幼い頃からの特撮愛と悪役への憧れ
桃月さんは、お父様の影響で幼い頃からスーパー戦隊シリーズに親しみ、『忍風戦隊ハリケンジャー』や『爆竜戦隊アバレンジャー』がお気に入りだったそう。そして、女優としてのキャリアをスタートさせてからは、「いつか特撮作品で悪役を演じたい」という夢を抱いていたといいます。
「私、悪役向きの性格というか、ヒロインって柄じゃないんですよね(笑)」と語る桃月さん。その言葉通り、ヨドンナ役はまさに彼女にぴったりの役柄だったと言えるでしょう。
桃月なしこさん演じるヨドンナ
8年ぶりの顔出し女幹部!ヨドンナ像を作り上げる
『キラメイジャー』の悪役オーディションを経て、ヨドンナ役に抜擢された桃月さん。当時、「ラスボスの部下」「冷酷無情」「ほとんど感情がない」という大まかな設定しか知らされていなかったといいます。
しかし、スーパー戦隊シリーズで顔出しの女幹部が登場するのは、実に8年ぶり。『特命戦隊ゴーバスターズ』のエスケイプ以来であることを知った桃月さんは、「いままでにないキャラクターにしたい」という思いを強く抱き、過去の作品を研究し、独自のヨドンナ像を構築していきました。
ヨドンナのトレードマーク!特徴的な仕草の誕生秘話
ヨドンナといえば、自分を「ボク」と呼ぶ独特な一人称や、舌を出しながら見下ろす挑発的な仕草が印象的。これらの特徴的な表現も、桃月さん自身のアイデアから生まれたもの。
「笑顔を見せない」といった基本的な設定に加え、過去の女幹部たちがやっていないことを研究し、動きや表情、話し方など、細部にまでこだわってキャラクターを作り上げていったそうです。
ヨドンナの印象的なポーズ
桃月なしこが語る『キラメイジャー』の魅力とは?
桃月さんは、『キラメイジャー』の魅力について、「個性豊かなキャラクターたちが、それぞれの輝きを放ちながら、困難に立ち向かっていく姿」だと語っています。
特撮ファンはもちろん、特撮初心者でも楽しめるエンターテインメント作品として、『魔進戦隊キラメイジャー』は、世代を超えて愛される作品と言えるでしょう。
最後に
この記事では、桃月なしこさんが語るヨドンナ誕生秘話や、『キラメイジャー』の魅力についてご紹介しました。この記事を読んで、『キラメイジャー』の世界をもう一度楽しんでいただけたら幸いです。