【ロンドン時事】フランス政府報道官は5日、マクロン大統領がスターマー英首相とウクライナのゼレンスキー大統領を伴い、再訪米を検討していると述べた。
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AFP通信などが報じた。ロシアとウクライナの停戦を巡り、トランプ大統領と再協議するとみられる。
訪米の時期は不明だが、報道官は「近い将来」と指摘。ただAFPによると、仏大統領府は「現段階」での訪米計画はないとしており、情報が錯綜(さくそう)している。
マクロン、スターマー両氏は先月後半、米国が前のめりに進めようとしている停戦に関し、それぞれトランプ氏と会談。ゼレンスキー氏も直後に訪米してトランプ氏と会ったが物別れに終わり、米・ウクライナ関係の悪化に欧州各国は懸念を強めている。