米国「韓国がGSOMIAを破棄すれば同盟も冷める」 詰んだな…
GSOMIA破棄までいよいよ2週間を切ったが、米国政府が韓国に対して厳しい目を向け続けているという。米国政府のありとあらゆる要人が韓国に圧力を加えるとともに、破棄が万が一決定されれば同盟関係は冷めたものになるという重大警告まで飛び出してきた。その一方で韓国はGSOMIA破棄を撤回する大義名分を探せず出口を見失っていると分析する政府筋もいるようだ。
【コラム】米国内に2つの気流「GSOMIAは韓国の失敗」「防衛費はトランプのごり押し」
11/9(土) 10:01配信 朝鮮日報日本語版
韓国は今、米国から韓日軍事情報保護協定(GSOMIA)破棄決定の見直しと防衛費分担金の大幅増という2つの圧力を同時に受けているが、これらと関連してワシントンでは上記の2つの見方がある。文在寅(ムン・ジェイン)政権によるGSOMIA破棄の決定を支持する声はワシントンではほぼゼロに等しい。専門家や政府関係者など誰から話を聞いても「韓国は破棄の決定を見直すべきだ」と主張する。これに対してトランプ政権が要求する防衛費分担金の大幅増については韓国に同情する声の方が多い。「血盟から金を強奪する圧力に屈することなく、知恵を使って乗り切れ」などとアドバイスする専門家もいる。
今年8月に文在寅政権は日本の輸出規制に対抗するためGSOMIA破棄の決定を下したが、その後ワシントンでは今に至るまでしつこく再考を求める声が相次いでいる。ポンペオ国務長官、エスパー国防長官、スティルウェル国務次官補、シュライバー国防次官補、ナッパー国務副次官補、ハリス駐韓米国大使など、関係するほぼ全ての政府関係者が破棄の撤回を求めている。米国がこれほど大々的に、またしつこく韓国に圧力を加えるのも珍しい。
その背景についてトランプ政権のある関係者は電話取材に応じ「同盟国の韓国が米国の安全保障を正面から刺激したからだ」と説明する。この関係者は「北朝鮮、中国、ロシアに対抗する韓米日三角協力を文在寅政権がなぜ弱体化させるのか理解できない」とも批判した。米国外交問題評議会(CFR)シニア・フェローのスコット・スナイダー氏も「GSOMIA破棄決定にこだわると、同盟関係をさめたものにする代償を支払うだろう」と警告した。
トランプ政権のある幹部は先日の電話取材に「韓国はGSOMIA破棄を撤回したくとも出口が見いだせないようだ」との見方を示した。「外部からの圧力であれ日本の譲歩であれ、面子を失わず考えを見直す大義名分が見当たらない」ということだ。しかし日本の国会議員や政府関係者に先月会ってきたというワシントンのあるシンクタンク関係者は「日本は想像以上に冷めている。最初から気にしないという態度なので、解決は一層難しいとの印象を受けた」と語った。
GSOMIAに関してはこのように韓国に対する非常に批判的な雰囲気が米国では支配的だが、これが防衛費分担金問題になるとガラリと変わる。米戦略国際問題研究所(CSCA)のスー・ミ・テリー上級研究員は7日「トランプ大統領はシリアからの米軍撤退を指示したが、これについては『共に血を流したクルド族を裏切った』として国際社会から非難されている。さらに共和党の中からも批判の声が出ている」とした上で「トランプ大統領から巨額の防衛費負担を求められている韓国に対し、ワシントンでは同情的な雰囲気もかなり根強い」と伝えた。
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https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191109-00080014-chosun-kr
米国がまったく異なる対応をする理由
アメリカ政府は、韓国をどうしたいんでしょうか?動きがバラバラにも見えますけど・・・。
GSOMIA破棄と防衛費の請求、今韓国は2つの対米重大事案で揺れ動いている。どちらも成り行きによっては韓国に深刻な結果をもたらすことになるが、それぞれに対して米国がまったく異なる対応をしていることで頭が混乱してるようだ。
ジーソミアは韓国が先に破棄を言い出したけど、防衛費はアメリカが先に言い出した事ですよね?その違いだけだと思います!
まさにその違いと言っていいだろう。GSOMIA破棄は米国は一切許さない、容赦しないという雰囲気を見せながらありとあらゆる要人を送り込み撤回をするように説得している。一方で防衛費の方はトランプが言いだしたことだからばつが悪そうに韓国にアドバイスをするにとどめている。
アメリカは、ジーソミア破棄を撤回してほしかったら、防衛費の47億ドル請求もやめるべきなのでは?
いやそこはさすがに結び付かない。韓国の主張は一貫していて、日本が輸出管理強化を撤回しない限りはGSOMIA終了の方針も変えないという点から1ミリも動いていない。仮に防衛費の問題でGSOMIA破棄が撤回されるならとっくにそうしてるはず。なぜなら韓国は米国の同盟国だからだ。
日本は、韓国とは同盟国ではないですよね・・・。アメリカは、日韓同盟を結ばせたかったんでしょうか?
考えるのもおぞましい同盟関係だなwww
まあ同盟というかかつては同じ国だったわけで、むしろ朝鮮の独立を保障したのがカイロ宣言だろ?ポツダム宣言でもそのカイロ宣言を追認する形で朝鮮の独立が認められた。それをまた同盟関係で結びつけてしまうのは歴史的な矛盾と言えるよね。
確かに!じゃあ、日米韓は元からムリな枠組みだったのでは?
東アジア版NATOみたいなのを想定するにしても、日本や韓国と中国の距離があまりに近すぎるから成立はしないと思う。そもそも日本などの極東にある諸国は“東側諸国”のさらに東にある辺境の国という認識だからな。米国が日付変更線を越えてアジアにやってこない限りは日本や韓国は中国の一部と見なされる危険性があるってわけ。
名前を「ジャトー」にするか「カトー」にするかで、揉めると思います!
NATOが何の略語か知ってるのかよww “North Atrantic Treaty Organization”だぞ?仮に東アジアでやるなら“East Asia Treaty Organization”としなければいけない。
1950年1月にはすでに韓国と軍事同盟関係にあった米国
じゃあ、呼び名としては「イアトー」ですか?
それだと中国が軍事同盟に入ってきて意味不明になるだろww だから環太平洋パートナーシップ協定が安全保障の枠組みも兼ねるというのは極めて自然な成り行きというわけだ。TPPをTPTO、つまり環太平洋条約機構とするのはありってこと。
アメリカとしては、日本とだけ軍事同盟を結べば良かったのでは?韓国との同盟は、北朝鮮が理由だったんですよね?
ちなみに米韓同盟条約という名前の条約はなくて、米韓相互防衛条約により軍事同盟関係を担保することになった。この条約が1953年10月1日というに結ばれていることから、韓国では逆にこの日を国軍の日と定めようという流れになったのはこの前話したよな?
ネット百科事典を見てるんですけど、アメリカと韓国は1950年1月には、もう「米韓軍事協定」を結んでたみたいですね・・・。朝鮮戦争よりも前みたいです。
ほほう?それは知らなかった。1950年1月と言えば当時の国務長官アチソン氏がかの有名なアチソンラインを引いて韓国を除外した時だけど、それと同時に米韓軍事協定も結んでいたとなれば話は少し変わってくるね。
アメリカ軍は、当時から韓国を信用してなかったみたいです!韓国軍が北進するんじゃないかって思ってて、それでちゃんとした条約を結ばずに十分な兵力を与えなかったら、北朝鮮に攻め込まれてしまったって言われてます。
一説では北朝鮮に攻め込まれた理由はそもそも韓国軍が釜山に軍を集めて日本侵攻を計画していたからだという話があるんだが、仮に米韓軍事協定が1950年1月になされていたとしたら米国はすでにその時韓国の同盟国だったことになるね。
日米同盟はいつからですか?
日米安保条約は1951年9月8日のサンフランシスコ国際条約と同時に署名されたが、この安保条約は”旧安保”と呼ばれている。日米の軍事同盟はSF条約と共に始まったと言っていいだろう。
えっ?じゃあ、朝鮮戦争が始まった時点では、アメリカは日本の同盟国じゃなかったんですか?
そういうことになるね。朝鮮戦争は1950年6月25日に始まったからな。まあアチソンラインの時点である程度日本を防衛する方針は固まっていたんだろうけど、条約として発効されてない状態だから米国としても対応ができない状況だったと。
そうだったんですね・・・。ネット百科事典によれば、韓国が竹島に攻め込んだのは、1952年1月18日からですよね?
SF条約が発効する1952年4月28日の直前だね。実は旧安保条約も同じく4月28日から発効することになっていた。韓国が竹島に攻め込んだのは日米安保体制が発動する直前の話だったというわけだ。この時の旧安保条約には防衛義務は明記されてはいないものの、やはり韓国にとっての同盟国の米国を怒らせることにはなるから事を急いだものと思われる。米韓軍事協定を前提に考えれば韓国は日本より先に米国の同盟国になっていたことになる。
アメリカが1950年に米韓軍事協定を締結したのが、間違いだったんだと思います!その時は朝鮮戦争も始まってなかったのに、北朝鮮を刺激してしまったんです!
背景となったのはおそらく1949年10月1日の中華人民共和国建国だ。共産主義陣営の侵攻を防ぐためには韓国を防波堤にする必要があるという考え方もここから始まった。
結論:戦後ずっと抱えてきた米韓関係の矛盾が今噴き出している
あれ?でも、韓国は1948年の建国の時に、アメリカに協力してもらったんですよね?
遡っていけばきりがない。SF条約で日本が主権を回復することになるまでは、発足したばかりの韓国という国家に日本を管理させることも案の1つとして浮上していた可能性はあるね。それくらい当時の情勢は流動的だった。そうでもしなければ共産圏の台頭に太刀打ちできないと考えれば躊躇せずに決断しただろう。
えっ?それじゃあ、結局竹島を韓国が制圧したのも、アメリカも容認した事になってしまいます!黒井さん情報によれば、韓国は朝鮮戦争のすぐ前に、釜山から日本に攻め込もうとしてたんですよね?
しかもその当時には日米安保条約も何もなかった。米国が日本を守る義務も法的根拠も存在しない状態だったわけ。歴史にIfはないが、もし朝鮮戦争が始まっていなかったら日本は韓国の一部になってたかもしれないという仮説は根強く存在する。当然自衛隊もいない時代だし日本の主権を守れる勢力は不在だったからだ。
ちょっと待ってください!韓国は、敗戦国ですよね?どうして、韓国軍は兵力を温存できてるんですか?日本軍は軍部を解体されたし、兵力も持てなくなったのに!
その辺りの戦後すぐの時期から米国が抱え続けてきた矛盾が今になって噴き出しているとも考えられるね。それが米国がGSOMIA破棄と防衛費交渉の件で真逆の対応をしている背景だ。一応結論じみた話もここでしておこうと思う。
アメリカと韓国の関係って、ますます分からなくなってきますね・・・。韓国って、ひょっとしてアメリカにとって欠かせない存在だったんですか?
トランプも知らなかったような歴史の矛盾からくる混乱がこのGSOMIA破棄をきっかけとして表面化し始めるかもね。この話は機会を改めてまた掘り下げよう。米国が戦後ずっと続いてきた米韓同盟を本気で形骸化させる可能性が高まっているからな。その日は刻一刻と迫っている。
分かりました!
韓国の皆さん、日本は令和時代で復活します!韓国とはもう関係がなくなるし、助けることもありません!さようなら!
日本は関係ない!統一おめでとう!韓国さようなら!