アメリカ保守の祭典、保守政治活動会議(CPAC)がメリーランド州で開催され、熱狂の渦に包まれました。jp24h.comでは、現地に潜入し、熱烈なトランプ支持者「MAGA」たちの生の声を集めてきました。2016年の大統領選から数年、彼らの想いはどう変化したのか?高額なチケットを手にしたMAGAたちの真意に迫ります。
CPAC会場の熱気と高額チケットの実態
CPACで演説するトランプ氏
CPACのチケットは、一般参加でも95ドル(約1万4000円)、プレミアムチケットになるとなんと1万5000ドル(約220万円)!さらに、プレミアムプラスチケットは3万ドル(約440万円)という驚きの価格設定でした。会場となったホテルも1泊5〜6万円と、物価高騰に苦しむ一般市民には手の届かない高級ホテル。それでも会場は熱気に満ち溢れ、多くのMAGAたちが集結していました。これらの高額チケットを購入できるのは、経済的に余裕のある中間層以上のMAGAたち。2016年のトランプ旋風を巻き起こした白人労働者層とは異なる層の支持者たちが、CPACの主役となっていました。
MAGAたちの声:トランプ氏への揺るぎない支持
早朝から会場に詰めかけたMAGAたちに、直接話を聞いてみました。驚くべきことに、彼らのトランプ氏への支持は、以前にも増して強固なものになっていました。2020年の大統領選の結果や、2021年1月6日の連邦議会議事堂襲撃事件でさえも、彼らの信念を揺るがすことはありませんでした。むしろ、これらの出来事を「でっち上げ」と主張し、トランプ氏への同情と支持をさらに深めているようでした。
極右団体「プラウド・ボーイズ」元リーダーへのインタビュー
プラウド・ボーイズ元リーダー、エンリケ・タリオ氏
今回、特に注目を集めたのは、極右団体「プラウド・ボーイズ」の元リーダー、エンリケ・タリオ氏の登場です。議事堂襲撃事件の扇動共謀罪で禁錮22年の判決を受けていましたが、トランプ氏による恩赦で釈放。CPACにも参加を認められ、注目を集めました。jp24h.comはタリオ氏に単独インタビューを敢行。彼の釈放後の活動や今後の展望について、詳しく話を聞きました。 (インタビュー内容は近日公開予定です。)
MAGA2.0:進化するトランプ支持層
今回のCPAC取材を通して、MAGAと呼ばれるトランプ支持層が変化していることを実感しました。「MAGA2.0」とも呼ぶべき新たな支持層は、経済的に豊かで、トランプ氏への忠誠心が非常に高いのが特徴です。彼らは、主流メディアの情報操作を批判し、独自の情報を信じる傾向が強い。政治的な主張も過激化しており、今後のアメリカ政治に大きな影響を与える可能性があります。
今後の展望:トランプ氏の影響力は衰えず
CPACの熱狂ぶりを見る限り、トランプ氏の影響力は未だ衰えていません。2024年の大統領選への出馬も噂される中、MAGAたちの熱狂はさらに高まっていくでしょう。jp24h.comは、今後もアメリカ政治の動向を注視し、最新の情報を皆様にお届けしていきます。