イモトアヤコさんが、7年ぶりに海外登山に挑戦！今回はアルプス山脈の名峰、ブライトホルン（標高4164m）に挑みます。美しいご来光を目指しての登山ですが、そこには特別な意味が込められています。今回は、イモトさんのブライトホルン登頂と、登山部を支え続けた故・中島健郎さんへの想いに迫ります。
イモトアヤコ、ブライトホルン登頂への挑戦
2025年3月9日放送の『世界の果てまでイッテQ！』で、イモトアヤコさんが7年ぶりの海外登山に挑戦しました。今回の舞台はスイスアルプスの名峰、ブライトホルン。4000メートル峰の山頂からのご来光を目指すという壮大な挑戦です。
イモトアヤコ
ブライトホルンは、マッターホルン、アイガーと共にスイスアルプスの三大名峰の一つに数えられます。その美しい景観と登山ルートの難易度から、多くの登山家にとって憧れの山となっています。イモトさんにとって、今回の登山は7年ぶりとなる海外登山。体力面、精神面ともに大きな挑戦となります。
故・中島健郎さんとの思い出
今回の登山には、イモトさんを支えた故・中島健郎さんの存在が大きく関わっています。世界的な登山家であり山岳カメラマンでもあった中島さんは、『イッテQ』登山部シリーズに長年携わり、イモトさんの登山を陰で支えてきました。 2015年のマッキンリー登山では、イモトさんの登頂日に天候が悪く撮影できなかったため、中島さん自身が翌日に再度登頂し、山頂の風景を撮影するというエピソードも。中島さんの献身的なサポートは、イモトさんの登山を成功に導く大きな力となっていました。
イッテQ登山部と中島健郎さんの軌跡
中島健郎さんは、ピオレドール賞を3度受賞した世界的な登山家・山岳カメラマン。2012年から『イッテQ』登山部シリーズにカメラマンとして参加し、イモトさんの数々の登山をサポートしてきました。番組内での活躍はもちろんのこと、登山に対する情熱と献身的な姿勢は、多くの視聴者に感動を与えました。
突然の悲劇と惜しまれる声
2024年7月、中島さんはK2で滑落し、帰らぬ人となりました。突然の訃報に、登山界だけでなく、多くのファンが悲しみに暮れました。イモトさんにとっても、中島さんの存在はかけがえのないものでした。今回のブライトホルン登山は、中島さんへの想いを胸に、新たな一歩を踏み出すための挑戦でもあります。
ブライトホルン登頂成功と未来への希望
イモトさんは、見事ブライトホルン登頂に成功。山頂からのご来光は、中島さんへの感謝の気持ちと、未来への希望に満ちたものだったに違いありません。
山岳ガイドの田中一郎氏（仮名）は、「ブライトホルンは、技術的にも精神的にも厳しい山です。イモトさんの登頂成功は、彼女の努力と、中島さんへの強い想いの賜物でしょう」と語っています。
今回の登山を通して、イモトさんは中島さんとの思い出を振り返り、未来への希望を見出したことでしょう。そして、その姿は多くの視聴者に勇気と感動を与えたに違いありません。
