7月上旬、東京・渋谷の街に、トレードマークである“全身オレンジ色”に身を包んだ男性が現れた。その人物は、お笑いコンビ「ティモンディ」の高岸宏行（32）だ。彼の隣には妻で女優の沢井美優（37）の姿があり、生まれたばかりの第一子を大切そうに抱き抱えていた。多忙なスケジュールの中で育児にも積極的に関わる高岸の「イクメン」ぶりが注目を集めている。
お笑いコンビ「ティモンディ」高岸宏行と妻・沢井美優、渋谷での家族団らんの様子
テレビでの一目惚れから結婚、そして待望の第一子誕生
高岸宏行は、私生活でも上下の服はもちろん、リュックやソックス、スニーカー、水筒、サングラスまですべてをオレンジ色に統一していることで知られる。そんな高岸と女優・沢井美優は2022年に結婚。テレビで高岸に一目惚れした沢井からの猛アタックが交際のきっかけだったという。昨年11月には、二人の間に待望の第一子が誕生した。
芸人とプロ野球選手、そして新米パパの「二刀流」に全力投球
高岸は芸人活動と並行し、2022年にプロ野球独立リーグ・BCリーグ「栃木ゴールデンブレーブス」に投手として入団。今年7月20日には茨城アストロプラネッツ戦で初の公式戦登板を果たし、最速144キロのストレートとフォークで1回を無失点に抑えた。多忙を極める中で、芸能活動、野球、そして子育てという「二刀流」ならぬ「三刀流」で活躍している。
運動神経を活かした「高岸流」育児術：家族の絆を育む日々
大忙しの高岸だが、育児にも「全力投球」のようだ。芸能関係者は語る。「沢井さんは3人の子を持つお姉さんの育児を間近で見てきたそうで、そのノウハウを高岸さんに教えているようです。高岸さんは特に、赤ちゃんに体の動かし方を教える遊びを担当。持ち前の運動神経を活かし、体の使い方や運動能力を高める育児に励んでいるようですよ。もしかしたら、将来はアスリートになるかもしれませんね」。高岸夫妻の協力的な子育てぶりが垣間見える。
渋谷で際立つ「オレンジパパ」と妻・沢井美優の微笑ましい関係
冒頭の場面は夕方前、高岸夫妻が大規模複合施設に向かうところだった。全身オレンジ色の奇抜なコーディネートに大きなサングラス姿の高岸は、渋谷の街でもひときわ目立ち、道行く人々が振り返り指をさすほど。しかし本人は全く気にするそぶりを見せず、施設の下りエスカレーターでも、0歳児を抱っこした奥さんの方を振り返り、終始笑顔で話しかけていた。
高岸夫妻を目撃した男性はこう語る。「全身オレンジ色の男性が高岸さんだと気づき驚きました。奥さんの青や赤、緑をパッチワークしたようなカラフルなロングスカートも目立ちましたが、高岸さんの方がはるかに。テレビで見るイメージそのままに、常に笑顔で会話されていましたね。オレンジ色に反射するスポーツサングラスをかけたまま、奥さんと目を合わせて笑い合う姿は微笑ましかったです。奥さんのスマホショルダーもオレンジ色で、本当に仲睦まじい夫婦だと感じました」。
7月7日、相方の前田裕太（32）が体調不良により休養を発表し、コンビとしての活動は一時休止中だが、高岸個人での活動は継続している。愛する家族、そして「ティモンディ」という屋号、所属する「栃木ゴールデンブレーブス」のため、「やればできる！」のポジティブ精神を胸に、高岸宏行は今後も邁進していくことだろう。多忙な中でも家族との時間を大切にし、笑顔を届ける高岸の今後の活躍に注目だ。
