リニア建設地への林道整備 「遅れている」と静岡市長 

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台風19号の暴風雨で路肩が崩れた林道東俣線=静岡市葵区田代(同市提供)

台風19号の暴風雨で路肩が崩れた林道東俣線=静岡市葵区田代(同市提供)

 静岡市葵区のリニア新幹線建設予定地に通じる林道東俣線について、JR東海による改良工事が始まっていない問題で、静岡市の田辺信宏市長は11日の定例会見で「早くやるべき。9月中に着工してほしいと思っていた。遅れているという認識は持っている」と述べた。

 東俣線はリニア予定地に通じる唯一のルート。7月には市とJR東海が協定を結び、同社の全額負担での改良工事が決まった。9月にも着工予定だったが、まだ始まっていない。

 東俣線は現在、台風19号の影響で路肩が崩落して不通。田辺市長は着工遅れは「協定締結以降、想定以上の災害があったことが影響している」と推し量り、県と同社による協議停滞との関連を否定した。市の担当者も「測量などに手間がかかっている。林道整備はリニア本体工事とは別。県とJR東海との調整(の遅れ)が、林道工事の遅れにつながっているわけではない」と説明した。

 東俣線をめぐっては川勝平太知事が10月の定例会見で「脆弱(ぜいじゃく)なアクセスルートを放置しながら本体工事の着工を急ぐかのようなJR東海の姿勢には疑問を感じる。一刻も早く林道整備を終えてほしい」と訴えていた。

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