【関東の雪】20年ぶりの大雪!4月の天気はどうなる?

関東地方では、20年ぶりに3月の雪日数が4日を超えるなど、記録的な大雪に見舞われました。東京都心でも積雪を観測し、交通機関にも影響が出ました。一体なぜこんなに雪が多いのでしょうか?そして、今後の天気はどうなるのでしょうか?この記事では、3月の降雪の振り返りと今後の天気予報、服装のポイントについて解説します。

3月の記録的な降雪を振り返る

今年の3月は関東地方で雪が頻発しました。東京都心では、3月に入ってから既に5日も雪が観測されており、そのうち4日は3月に集中しています。これは、2005年以来20年ぶりの異常事態です。特に3月4日には、山沿いを中心に大雪となり、東京都心でも積雪1cmを記録しました。翌5日朝にかけては内陸部でさらに雪が降り積もり、前橋市では最深積雪14cmに達しました。

東京都心の積雪の様子東京都心の積雪の様子

気象予報士の佐藤一郎氏(仮名)は、「今年は、上空の寒気と南岸低気圧の影響が重なり、関東地方に大雪をもたらしました。3月としては非常に珍しい現象です」と解説しています。

4月の天気はどうなる?雪はもう降らない?

例年、3月中旬から下旬にかけては関東地方の山沿いで雪が降ることもありますが、東京都心などの平野部ではそろそろ雪のシーズンは終わりを迎えます。

週間天気予報週間天気予報

今後1週間の天気予報を見ると、関東地方では雨が降る時間帯もありますが、平野部で雪が降るほどの寒さにはならない見込みです。また、最新の1ヶ月予報によると、4月上旬にかけては暖かい空気に覆われやすく、気温は平年並みか平年より高くなる予想です。極端な寒さに見舞われる可能性は低いですが、雨が降る日は気温が上がりにくい場合があるので、服装選びには注意が必要です。

服装のポイント

4月は、三寒四温と呼ばれるように、気温の変化が激しい時期です。朝晩はまだ冷え込む日もあるので、重ね着で調節できる服装がおすすめです。薄手のセーターやカーディガン、春コートなどを用意しておくと良いでしょう。また、日中は日差しが強くなることもあるので、日焼け対策も忘れずに行いましょう。

日本気象協会の中川裕美子氏も、「4月は気温の変化が大きいので、服装でうまく調節することが大切です。天気予報をよく確認して、適切な服装を選びましょう」とアドバイスしています。

まとめ

3月の関東地方は、20年ぶりの大雪に見舞われましたが、4月に入ると気温は平年並みか高くなる見込みです。とはいえ、朝晩の冷え込みや雨の日の気温低下には注意が必要です。服装でうまく調節しながら、春の訪れを楽しんでいきましょう。