この記事では、石破総理大臣が東京ガールズコレクション(TGC)でEXITと共演し、関西万博PRに奔走する舞台裏や、維新との政治的駆け引き、そして国民民主党との対立激化について詳しく解説します。今後の政局を占う上で重要なポイントとなるこれらの動き、見逃せません!
デニム姿の石破総理、TGCでまさかのEXITと共演!
3月1日、華やかなファッションイベント「東京ガールズコレクション」(TGC)に、まさかのサプライズゲストが登場しました。デニム姿の石破総理大臣です。人気お笑いコンビ・EXITの兼近大樹さんも驚きを隠せない様子で、「歓声というより、戸惑いがぁ~!」と叫んだほど。石破総理は関西万博公式キャラクター「ミャクミャク」の付添人として登場し、会場は微妙な空気に包まれました。
TGCでの石破総理とEXIT
一国の総理がこのような場でPRに励むのは異例のこと。その背景には、教育無償化を巡る修正協議で維新の協力を得るための、石破総理の思惑があったとされています。
全国紙政治部記者A氏によると、「チケット販売が伸び悩むなど課題山積の関西万博。失敗すれば旗振り役の維新の党勢低下は避けられません。そこで石破総理が維新への恩返しとして一肌脱いだのです。」とのこと。
維新との蜜月と引き換えに…自民党内から反発の声
維新の賛成を得て、新年度予算案は3月4日に衆議院を通過しました。しかし、維新と安易に手を握った代償は大きく、自民党内からは反発の声が上がっています。
自民党大阪府連支部長B氏は、「熟議が必要と言いながら、党内論議もろくにせず決定した。大阪では既に府の負担で高校無償化を導入しており、今後は国が負担することに。維新だけが得をする結果で、まるでカツアゲだ」と不満を露わにしました。
国民民主党、1800人の候補者リストで選挙に挑む!
一方、所得課税の最低ライン引き上げで合意に至らなかった国民民主党は、対決姿勢を強めています。国民民主党幹部C氏は、「政府案の減税効果はわずか年2万円程度。働き控え対策にもなっておらず骨抜きだ。総理に手取りを増やす気がないことがハッキリしたので、今後は正面切って戦う。選挙に向けて、我が党には1800人の候補者リストがある」と自信を見せました。
維新には足元を見られ、国民民主党を勢いづかせる結果となった今回の騒動。自民党の西田昌司参院議員は、「ここで一区切りつけないと、参院選は本当にボロ負けする。予算が成立したら、石破総理は辞めるべきだ」と厳しい言葉を投げかけました。
石破政権の未来は?
古参の自民党関係者からは、「一つ間違えれば、あの時みたいになるな……」と不安の声も漏れ始めています。果たして石破政権の未来はどうなるのでしょうか。今後の政局から目が離せません。