愛子さま「緊張しています」から始まったラオス滞在 いつでもどこでも柔和な笑顔だった5日間【初の海外公式訪問を振り返る】


【写真】ラオスで機織りを体験される愛子さまの気品&カワイイ笑顔の瞬間

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「精いっぱいがんばってきます」「緊張しています」

 初めての海外訪問の愛子さまは、羽田空港で飛行機に乗り込む直前、宮内庁の見送りの人たちにそう話していたそうだ。

 タイを経由し、17日の夜、首都ビエンチャンのホテルに到着。愛子さまの幸せを祈るラオスの伝統的な舞踊が披露される中、出迎えたスタッフから花束を受け取られた。たしかに、緊張されているようだったが、両手を合わせる“ラオス”流のあいさつを丁寧にされるなど終始、笑顔を見せられていた。

 愛子さまの笑顔につられるかのように、出迎えた人からも自然と笑顔があふれる。たくさんの笑顔からは歓迎のムードが十分に伝わってきた。

 翌18日には、フランスからの独立を記念して建てられた観光名所「凱旋門」や、16世紀に建立された黄金の仏塔「タートルアン」を訪問。「タートルアン」で、愛子さまはラオスの民族衣装の正装で、肩掛けと「シン」と呼ばれる巻きスカートに身を包まれていた。

 国家主席府に到着された愛子さまは、海外での本格的な公式行事デビューとなった。儀仗(ぎじょう)兵が並ぶ中、パーニー副主席と並んで赤いカーペットの上をゆっくりと進み、最初の公式行事に臨まれた。続いて、国家元首であるトンルン国家主席を表敬訪問。しっかりと握手を交わしたあと、愛子さまは天皇皇后両陛下からのメッセージを主席に伝えられた。天皇陛下が皇太子だった頃からトンルン主席は何度も面識があり、愛子さまともお話が弾んでいる様子で、笑顔があふれていた。

 その晩、パーニー国家副主席主催の晩餐会が開催された。愛子さまのあいさつはご自身の言葉で語られた素敵なものだった。乾杯の言葉の前に、こう締めくくられた。



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