「ジーソミア終了決定維持が最善…米国が惜しければ日本を説得する」
(インタビュー)洪鉉翼世宗研究所外交戦略研究室長
「韓日軍事情報保護協定(GSOMIA・ジーソミア)がなければ、惜しいのは米国である。韓国のジーソミア終了強行は、米国に韓国の戦略的価値を悟らせるきっかけになるだろう」
洪室長は、「ジーソミア破棄は、北・中・ロのみが喜ぶこととする公開圧力は同盟国に失礼」とし、「韓日間の条約と関連して、第三国がどうこう言うのは主権国家に対する内政干渉という点を韓国政府は米国に指摘しなければならない」と主張した。(略)
■米国はジーソミア終了を望んでいない
「韓日ジーソミアは、韓国の立場としては締結する理由がなかった協定である。今では日本よりも、我々は北韓のミサイル動向をよく知っている。事実上、中国牽制用である高高度ミサイル防衛システム(THAAD・サード)が機能するため、米国は我々にあまり役に立たないものを強要したわけだ。日本が韓国を信じることができない国とした以上、我々に不信を抱く国と軍事機密を共有することは、主権国家としては受け入れられない。日本が貿易制裁を原状回復していない以上、延長はありえないことだ」
■米国に対抗することが望ましいのか
「韓日ジーソミアが消えて惜しいのは米国である。同盟国である米国の立場を理解できないわけではないが、それを非公式に伝達するだけでなく、記者会見などを通じて公に、重ねて圧迫するのは、韓米同盟の基本精神に反している。今まで米国はとても一方的であった。自国の利益を保護し、必要に応じて、韓国が日本を助けるのであれば、感謝の意を示すべきではなかったのか。日本との条約について、米国がとやかく指図するのは主権国家に対する内政干渉でもある」
■どのようにするべきか?
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