日本列島は今週、目まぐるしい天候の変化に見舞われます。北日本を中心に大雪や猛吹雪が予想され、交通機関への影響も懸念されます。一方で週末は一転、春らしい陽気に。最新の天気予報を詳しく解説し、今後の見通しをお伝えします。
今週前半：北日本は大雪、全国的に寒さ続く
16日(日)午後6時の雨雪・風の予想
現在、本州南岸を進む低気圧の影響で、広い範囲で冷たい雨や雪が降っています。東京では日中も気温が上がらず、真冬のような寒さとなっています。
16日(日)午後2時の気温
この低気圧は急速に発達しながら東海上を北上する見込みです。そのため、北日本の太平洋側を中心に、月曜日の午前中にかけて大雪となる恐れがあります。短時間に積雪が急増する可能性もあるため、警戒が必要です。また、暴風も伴うため、猛吹雪や吹きだまりによる交通障害にも注意が必要です。気象庁は不要不急の外出を控えるよう呼びかけています。
西日本・東日本：雨や雪、雷雨の恐れも
西日本や東日本でも、今夜にかけて冷たい雨や雪が降りやすいでしょう。いったん雨がやんでも、再び降り出すところがあり、西日本では夜に雷を伴う雨や雪になる可能性もあります。
17日(月)午前6時の雨雪・風の予想
月曜日にかけては冬型の気圧配置が強まり、日本海側でも雪が強まる見込みです。関東から西は晴れ間が戻る所もありますが、全国的に北よりの風が強まるでしょう。「気象予報士の山田さん」によると、特に西日本では風速15メートルを超える強風が吹く可能性もあるため、外出の際は十分な注意が必要です。
週の中頃：太平洋側でも雪や雨
火曜日から水曜日にかけては、上空の寒気や低気圧の影響で大気の状態が不安定になります。関東から西でも雪や雨が降りやすく、東日本の内陸や東北南部でも雪の降るところが多くなるでしょう。
17日(月)正午の雨雪・風の予想と週間予報(天気・最高気温)
水曜日は低気圧が発達しながら通過するため、関東や東北の太平洋側を中心に再び風が強まり、荒れた天気となる恐れがあります。「気象予報士の佐藤さん」は、特に沿岸部では高波にも警戒が必要だと指摘しています。水曜日にかけても、平年を下回る寒さが続く見込みです。
週後半：春本番の暖かさへ
20日（木曜日・春分の日）以降は晴れて、週末にかけて一気に春本番の陽気となりそうです。週末は関東から西では20℃くらいまで上がる見通しです。
さくら開花前線 13日(木)ウェザーマップ発表
桜の開花を促す暖かさとなりますが、気温の変化が大きいため、体調管理には気をつけましょう。
