ガザの過激派司令官を殺害 イスラエル

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 イスラエル軍は12日、パレスチナ自治区ガザで軍事作戦を行い、宿敵イランの支援を受けているとされる過激派「イスラム聖戦」のバハ・アブアタ司令官を殺害した。イスラム聖戦に加え、ガザを実効支配するイスラム原理主義組織ハマスが報復を表明し、ガザから50発以上のロケット弾がイスラエル西部テルアビブなどに発射された。同国軍はこのうち20発を防空システム「アイアンドーム」で撃ち落とした。戦闘の激化が懸念される。

 イスラエル軍は、同司令官は最近のロケット弾や無人機による攻撃の責任者で、計画しているテロ攻撃が間近に迫っていたとの声明を出した。また、シリア国営メディアは12日、イスラエル軍が首都ダマスカスにあるイスラム聖戦の幹部宅にミサイルを撃ち込み、死傷者が出たと伝えた。(カイロ 佐藤貴生)

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