バカリズム脚本、市川実日子主演の日本テレビドラマ「ホットスポット」最終回が16日に放送された。
レイクホテル浅ノ湖が取り壊され、温泉がなくなると地球での生存がピンチとなる宇宙人・高橋さん(角田晃広)のため、遠藤清美(市川実日子)たちがホテル売却で悪事を企む市長・梅本雅子(菊地凛子)とホテルオーナー原口芳恵(筒井真理子)の癒着を暴き、一件落着。
しかし、清美の娘・遠藤若葉(住田萌乃)が「静岡のおじいちゃん」が宇宙人のクオーターだと言い出し、若葉が宇宙人の孫の孫であることが判明した。
宇宙人のひ孫にあたる元夫田中晋平(大倉孝二)に聞くと、自分が運動神経がいいとの話をした際に、清美に「宇宙人の血を引いてるからね」と話したことで、告白したつもりになっていた。
若葉は、清美が勤務するレイクホテル浅ノ湖であまった客室用の温泉成分入り化粧水を持って帰ってきてくれるので、知ってたと思ったらしい。
さすがにSF慣れした清美も仰天した娘が宇宙人の衝撃。
しかし第1話を振り返ると…。冒頭イントロは幼少時の高橋さんと、宇宙人の父恭介(野間口徹)が温泉に入っているシーン。温泉から湧き出ている湯がアップに映されたのに続き、清美の自宅の場面に変わり、登校前の若葉が洗面所で顔に化粧水を塗っており、「浅ノ温泉 レイクホテル浅ノ湖」と書かれた化粧水のパックが一瞬大映しとなり、第1話の最初の1分、本編が始まった瞬間に、まさかの娘=宇宙人の伏線が仕込まれていた。