韓国のアシアナ航空の買収に向け、建設大手、現代産業開発と証券大手、未来アセット大宇の企業連合が優先交渉権を得ることが12日決まった。最高額の約2兆5000億ウォン(約2300億円)を提示したとされ、メディアに有力視されていた。
不適切な会計処理が発覚したことをきっかけに経営難に陥った中堅財閥、錦湖アシアナグループは4月、グループ存続に向け、銀行からの融資と引き換えにアシアナ航空売却を決定していた。
アシアナ傘下の格安航空会社(LCC)であるエアソウルやエアプサンも売却対象に含まれる。(共同)