【長野放送・アナウンサーコラム】「気象との向き合い方」 戸田山貴美

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戸田山貴美アナウンサー

戸田山貴美アナウンサー

 日本列島に甚大な被害をもたらした台風19号で被災された方々に、心からお見舞い申し上げます。

 気象庁は、今回の台風に名称をつける方針を決めました。発生した被害から今後に生きる教訓を学ぶことが目的だそうで、台風に名称がつくのは、昭和52年に上陸した「沖永良部(おきのえらぶ)台風」以来、42年ぶりです。

 最近は、「異常気象」「記録的猛暑」「ゲリラ豪雨」といった耳慣れない言葉を耳にする機会が増えました。昨年の気象状況に限ってみても、埼玉県北部の熊谷市では国内観測史上、最高となる41・1度を記録しました。西日本豪雨の際には、11府県で大雨特別警報が発令されてもいます。

 私たちの想像をはるかに超える気象状況が身近なものになりつつあるように感じます。同時に、一人一人が自らの命を守るため、防災対策を考え直す必要があると再考させられました。

 アナウンサーとしても、災害が発生したとき、視聴者の方々が命を守れるよう、有意義な気象情報をどう伝えていくのかが問われます。新人であっても背を向けるわけにはいきません。勉強を怠らず、判断力を養う-。そんな覚悟を新たにしました。

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