キム・スヒョン、故キム・セロンとの関係でブランド契約相次ぎ解除の波紋

キム・スヒョン、韓国芸能界のトップスターが窮地に立たされている。先月急逝した女優キム・セロンとの過去の交際関係が問題視され、プラダをはじめとする複数の国際ブランドがアンバサダー契約を解除したのだ。一体何が起こっているのか、詳しく見てみよう。

キム・スヒョン、渦中の騒動とは?

7月初旬、YouTubeの政治系ニュースチャンネルが、キム・スヒョンと当時未成年だったキム・セロンの交際疑惑を報じた。スヒョンは疑惑を否定しているものの、ネット上では批判が殺到。所属事務所ゴールドメダリストは、交際は事実だが、当時二人は既に成人だったと釈明したと朝鮮日報は報じている。しかし、この釈明がさらなる火種となる。

キム・スヒョンのファンミーティングの様子キム・スヒョンのファンミーティングの様子

ブランド契約解除のドミノ倒し

騒動を受け、プラダはキム・スヒョンとのアンバサダー契約を終了したと発表。CNNへの声明では、契約終了は双方の合意によるものだと説明している。また、韓国の化粧品ブランド「ディント」も、インスタグラムで広告モデル契約の終了を発表。「最近の論争」を理由に挙げ、事務所の声明を検討した結果、契約の履行は「実現できない」と判断したという。他にも複数の韓国ブランドがキム・スヒョンとの関係を解消し、広告素材から写真を削除する動きを見せていると朝鮮日報は伝えている。かつて10社以上と契約していたトップスターの座は、今や風前の灯火だ。

故キム・セロンの遺族、法的措置も視野に

故キム・セロンの遺族の弁護士はCNNへの声明で、キム・スヒョンを非難。「虚偽の声明」によって「一層の苦痛」を与えられたとして、法的措置も検討していると表明した。2年前、飲酒運転で有罪判決を受けたセロン。その死をめぐっては警察が捜査を進めているが、不審な点は見当たらないとしている。

疑惑の真相は?今後の展開は?

スヒョンとセロンの交際時期、そして事務所の釈明の真偽は未だ不明瞭だ。今回の騒動は、人気スターの私生活が明るみに出たことによるイメージダウンだけでなく、企業のブランドイメージへの影響も大きく、今後の展開が注目される。芸能界の光と影、そしてSNS時代の情報拡散の速さと影響力の大きさを改めて考えさせられる事件と言えるだろう。