STARTO ENTERTAINMENTが、長年悩まされてきたライブチケットの高額転売問題に、ついに終止符を打つべく動き出しました。公式リセールサイトの開設を発表し、ファン待望のシステム導入に期待が高まっています。
裁判所も認めた！転売行為は営業権侵害
STARTO ENTERTAINMENT所属タレントのライブを主催する株式会社ヤング・コミュニケーション（YC社）は、以前から様々な転売対策に取り組んできました。そして今回、YC社の申立が裁判所に認められ、本人しか利用できないチケットの転売出品がYC社の営業権を侵害するものとして、16件全ての転売出品に対して発信者情報開示命令が発令されました。これは、日本で初めてチケットの転売出品が権利侵害にあたると司法判断が下された画期的な事例です。
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公式リセールサイトで、安心・安全なチケット取引を
この裁判所の判断を受け、STARTO ENTERTAINMENTは今年夏にも公式リセールサイトを立ち上げる予定であることを発表しました。このサイトでは、やむを得ない理由でコンサートに行けなくなった人が、定価でチケットを希望者へ販売できるようになります。
「これまで、嵐をはじめとする人気グループのチケットは高額転売の標的になってきました。公式リセールサイトの開設は、ファンにとって本当に喜ばしいニュースです」と、ある芸能プロ関係者は語ります。
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遅すぎる？それでも大きな一歩
SNS上では、公式リセールサイト開設のニュースに喜びの声があがる一方で、「遅すぎる」という意見も見られます。確かに、以前からチケット転売問題は深刻化しており、2020年には嵐のライブチケットを高額転売した女性に有罪判決が下されています。
しかし、有名料理研究家の山田花子さん（仮名）は、「公式リセールサイトの開設は、転売問題解決への大きな一歩です。ファンがお金ではなく運でチケットを手に入れられる、本来あるべき姿に戻っていくことを期待しています」とコメントしています。
今後の展望
公式リセールサイトの開設は、STARTO ENTERTAINMENTだけでなく、芸能界全体への波及効果も期待されます。チケットぴあなどが運営する公式リセール制度を導入しているアーティストも増えており、転売業者に頼らないリセールシステムが今後ますます普及していくでしょう。
この動きは、ファンにとってはもちろん、アーティストにとっても大きなメリットがあります。より多くの真のファンがコンサート会場に足を運べるようになり、アーティストとファンとの繋がりもより強固なものとなることが期待されます。
