新しく財務大臣となった片山さつき参議院議員(66)は、メディア露出も多く知名度は高い。近年、テレビなどでは「美魔女」的なビジュアルで登場することも多いのだが、メディアに最初に取り上げられたのは、大学生時代。当然ながらその頃は、今とはあらゆる面で異なっていた。手腕が期待される新大臣の青春時代とは……。
【写真を見る】「80年代アイドル風のヘアスタイルが可愛すぎる!」 東大時代の片山さつき氏
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「FOCUS」に2回登場
発足した高市内閣において、注目度が高い大臣の一人が片山さつき財務大臣だろう。元大蔵官僚だった片山氏がどこまで財務省と渡り合えるか。財政支出拡大に慎重な財務省の方針とは異なるとされる高市首相の政策をどこまで実現できるか。政権の浮沈に関わる重要な仕事を任されたといえる。
片山氏は東大法学部卒。1982年に大蔵省に入省した「エリート」である。その入省直前、彼女は2回、写真週刊誌「FOCUS」に登場している。といってもスキャンダルでもなければ、「美人女子大生のセクシーグラビア!」の類いでもない。記事のタイトルはそれぞれ「82年度大蔵省新入りエリートの骨相――これが現代の秀才の標本箱」(1981年12月11日号)、「東大法学部女子学生14人の就職先――外交官から助教授候補生まで」(1982年2月12日号)。
個人情報の取り扱いに厳しく、またあらゆる表現に慎重にならざるを得ない現代から見れば昭和の週刊誌の切り口は大胆というかワイルドだったことは見出しからもよく分かる。前者の記事ではそれぞれの人物の名前と顔写真のみならず、男子学生の健康診断風景まで掲載。後者もちょっとアイドル風の撮り下ろしポートレートが満載という趣向なのだ。
お断りしておけば、いずれも当人の許可を得ており、エリートたちは正面から今後の夢を語ってくれている。
さて、それでは片山大臣の若き日の素顔を見てみよう(以下、引用は二つの記事より)。
目につくのは現在にも少し面影がある、80年代アイドル風のヘアスタイルである。笑顔の口元に八重歯が見えるのもちょっと当時のアイドルっぽいといえるだろう。
記事から伝わってくるのは、彼女の「多才ぶり」だ。






