「KinKi Kids」という、約30年にわたり世の中に広く親しまれてきたデュオの名称は、この先消滅する。
昨年の大晦日にYouTube上で行われた生配信上で、KinKi Kidsは今年の夏ごろを目処に、その名前を「DOMOTO(ドウモト)」に改名することが発表された。
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今年の1月にかけ開催されたドームツアーのタイトル名がそのまんま「DOMOTO」であったことは、ある種の「匂わせ」、ヒント的な意味合いだったともいえる。
ジャニーズ事務所解体後に複数のグループが改名
関ジャニ∞ → SUPER EIGHT
ジャニーズWEST → WEST.
Sexy Zone → timelesz
ジャニーズ事務所の解体後、すでに複数のグループが、それぞれの理由によりグループ名を変更している。DOMOTOは、それに続くグループ名変更となる。
24年3月に堂本剛が当時所属していたSMILE-UP.(旧ジャニーズ事務所)を自身の専属契約満了にともない退所した。
その際、KinKi Kidsは解散せず、活動の継続も発表された。また、その時期に放送されたテレビ番組『だれかtoなかい』(フジテレビ)に堂本光一が出演、その際に、MCの中居正広に光一も事務所を出たらどうなるのかと聞かれ、
「(KinKi Kidsの)名前は使えないですね」
と光一は答えていた。光一が言うには権利関係によるものだということだ。
グループ名にはこだわっていなかった剛
とはいえ、それに対して剛は、「たとえKinKi Kidsというグループ名を使えなくなったとしても、2人で活動するんならそれでいいじゃん」と言っていたという。
もしかして光一は「KinKi Kids」の名前を(楽曲も?)守るため、一人事務所に残る決断をしたのだろうか、そんな熱い妄想もふくらんだりした。
実際に二人がどのような思いを抱き、事務所とどのように話し合ったかはわからないが、結果として光一が旧事務所に残留し、グループ名を改名するという現在までの流れは決定した。
「キンキ」という響きが欧米ではあまり好意的に響かないことを改名の理由のひとつとしてあげる報道もあったが、言うまでもなく「KinKi Kids」の名付け親は、事務所の創業者である故ジャニー喜多川氏である。