人気K-POPガールズグループNewJeansが活動を一時休止することが発表されました。香港で開催された「ComplexCon」最終日のヘッドライナーを務めた彼女たちは、ステージ上でファンに向けてこの決断を伝えました。
裁判所決定と活動休止の背景
所属事務所ADORとの契約解除を宣言後、独自活動を続けてきたNewJeansですが、今回裁判所がADOR側の訴えを認容。これにより、彼女たちの活動に制限がかかることとなりました。メンバーたちは「Bunnies(ファンダム名)を悲しませるかもしれないが、これは私たちを守るための選択。より強くなって戻ってくる」と、活動休止の理由を説明しました。
alt: ComplexConでパフォーマンスをするNewJeans
ComplexConでの特別なステージ
この日のステージでは、NewJeans名義のヒット曲は披露されず、メンバーそれぞれがソロステージを展開。ミンジはUpsahlの「Smile for the Camera」、ハニはGhost Town DJsの「My Boo」、ダニエルはTLCの「No Scrubs」、ヘリンはThe Internetの「Dontcha」、ヘインはSWVの「Use Your Heart」をそれぞれカバーしました。その後、新曲「Pit Stop」を初披露。速いビートと穏やかなハーモニーが印象的な楽曲となっています。
新チーム名「NJZ」への言及は?
ステージ上では、NewJeansや新チーム名「NJZ」への言及はありませんでした。しかし、紹介映像には「NJZ」の文字が映し出され、会場のファンからは「NJZ」コールが起こる場面も。今後の活動方針については、まだ明確な発表はありません。
ADORとの関係と今後の展望
裁判所の決定後、ADORはComplexConに職員を派遣したものの、メンバーたちとの接触は叶わなかったとのこと。活動休止についても、事前にADORへの共有はなかったようです。
著名な音楽評論家、加藤一郎氏は「今回の裁判所決定は、K-POPアイドルと所属事務所の関係性における重要な転換点となる可能性がある。NewJeansのケースは、今後のアイドル契約や活動形態に大きな影響を与えるだろう」と述べています。
メンバーたちの決意
TIME誌のインタビューで、メンバーたちは「韓国の現実なのかもしれない。だからこそ変化と成長が必要だと信じている」とコメント。逆境の中でも前向きな姿勢を見せています。
alt: ソロパフォーマンスをするNewJeansメンバー
彼女たちの今後の活動に注目が集まります。新たなスタートを切るNewJeansの挑戦を、温かく見守りたいですね。