【AFP=時事】オーストラリア東部のビーチで、サーフィン中に行方不明になった10代の男性が10日、無人島で一夜を明かした後に救助された。当局や地元メディアが伝えた。
報道によると、ダーシー・ディーフホルツさん(19)は、シドニーから480キロ北にある沿岸の町ウーリでサーフィンに興じていた。
男性は9日午後に自宅を出たが、ニューサウスウェールズ警察によると、「帰宅しなかったため、心配した家族が警察に通報」したという。
当局はウーリビーチ周辺の陸上および海上での捜索を開始したが、男性は10日に小さな島で「無事発見」された。現在は治療を受けている。
豪紙デーリー・テレグラフによると、男性は岸から約12キロ離れたノースソリタリー島で一夜を過ごした。
父親はSNSで最悪の事態を恐れていたと述べており、救助は「100万分の1の奇跡」だったと同紙に語った。【翻訳編集】 AFPBB News