ロードサービス料金トラブル急増!悪質業者にご注意を!【基本料金の罠】

ロードサービス、いざという時に頼りになる存在ですが、最近、その料金に関するトラブルが急増していることをご存知でしょうか?今回は、消費者庁が注意喚起した悪質業者とその手口、そして安全にロードサービスを利用するためのポイントをご紹介します。

消費者庁が2社を名指しで注意喚起!一体何が?

消費者庁は2025年3月24日、ロードサービス料金に関する消費者トラブルが相次いでいるとして、2社の社名を公表し注意喚起を行いました。埼玉県草加市の大和商会と東京都新宿区の関東バッテリートラブルセンターです。驚くべきことに、この2社は実質的に同一人物が運営しているとのこと。一体どのような問題があったのでしょうか?

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驚くべき「基本料金」のカラクリ

両社はウェブサイト上で、あたかも格安でサービスを提供しているかのような表示を行っていました。大和商会は「CARお助けサービス」というサイトで「基本料金3980円(税込)~」と、関東バッテリートラブルセンターは会社名で設けたサイトで「基本料金1980円税込~」とうたっていました。しかし、実際にはこの基本料金に様々な追加料金が加算され、最終的な請求額が高額になるというケースが頻発していたのです。

よくある追加料金の例

例えば、バッテリー上がりでロードサービスを呼んだ場合、「出張費」「作業費」「部品代」などが加算されることがあります。また、深夜や遠方への出動の場合はさらに割増料金が発生することも。当初提示された基本料金とはかけ離れた金額を請求され、トラブルに発展するケースが多いようです。自動車整備業界に詳しい専門家の山田太郎氏は「基本料金だけで判断せず、必ず事前に総額の見積もりを確認することが重要」と指摘しています。

トラブルに巻き込まれないために!ロードサービス賢く利用する方法

では、このようなトラブルに巻き込まれないためにはどうすれば良いのでしょうか?いくつかポイントを挙げてみましょう。

事前の見積もり確認は必須!

ロードサービスを依頼する前に、必ず作業内容と料金の総額を見積もりしてもらいましょう。不明な点があれば、納得いくまで質問することが大切です。

複数の業者を比較検討!

料金やサービス内容を比較検討することで、自分に合ったロードサービス業者を見つけることができます。口コミサイトや比較サイトなどを活用するのもおすすめです。

JAFなどの信頼できる団体も検討!

JAF(日本自動車連盟)などの信頼できる団体であれば、料金体系が明確で、安心して利用できます。

まとめ:慌てずに、賢くロードサービスを利用しましょう

ロードサービスは、予期せぬトラブル時に心強い味方となります。しかし、悪質な業者も存在することを忘れてはいけません。今回ご紹介したポイントを参考に、慌てずに、賢くロードサービスを利用しましょう。万が一トラブルに巻き込まれた場合は、すぐに消費者センターに相談することをおすすめします。