韓経:9年連続で「過去最大予算」編成した日本…国の負債比率、米の2倍


来年中に日本の国の負債が初めて1000兆円を超える見通しだ。国内総生産(GDP)比の負債比率は昨年末に250%を突破し、主要7カ国(G7)で独歩的な1位を維持した。

日本の参議院は3日、2021年度予算案審議に着手した。連立与党である自民党と公明党が参議院議席の過半数を占めており今月中の通過が確実視される。2日に衆議院を通過した予算案が参議院でも可決されれば2021年度の一般会計予算総額は106兆6097億円で確定する。9年連続で過去最大規模を塗り替える。税収は57兆4480億円で3年ぶりに60兆円を下回る見通しで、日本政府は43兆5970億円規模の国債を新たに発行することにした。

日本政府は新型コロナウイルス流行後3回にわたり総額307兆8000億円規模の経済対策を発表した。GDPの60%水準で主要国の新型コロナウイルス経済対策の中で最大規模だ。このため昨年だけで112兆6000億円分の国債を発行した。

その結果、2021年度が終わる来年3月末には借入金を含む日本の長期国債規模は1019兆円に増えて初めて1000兆円を超える見通しだ。新型コロナウイルスが流行する直前の2019年末の914兆円より11.5%増える。

負債規模を急激に増やしGDP比の負債比率は昨年末基準で266%まで上昇した。G7のうち負債比率が2番目に高いイタリアの161%より100ポイント以上高く、3位の米国の131%の2倍水準だ。

日本政府が今年も新型コロナウイルス関連追加補正予算を編成する可能性が高いため負債比率はさらに上昇するものと専門家らは予想している。今年総選挙を控えた自民党内で新型コロナウイルスの影響を大きく受けた業種と家計を追加支援すべきという主張が力を増している。



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