大阪万博開幕日に「いらないデモ」開催で波紋!れいわ新選組・大石あきこ氏が決行を宣言

大阪・関西万博の開幕が4月13日に迫る中、れいわ新選組の大石あきこ氏が、開幕当日に「万博いらないデモ」を夢洲で開催すると発表し、物議を醸しています。このデモ開催の是非をめぐり、賛否両論が巻き起こっている現状を詳しく見ていきましょう。

開幕日デモに賛否両論の声

大石氏は3月24日、自身のTwitterで「いらないデモin夢洲」と題したデモの開催を発表。主催は大石氏の事務所で、誰でも参加可能とのことです。しかし、この発表に対し、ネット上では批判的な意見が殺到しています。

一部では、万博開催に反対する声があるのも事実ですが、「開幕日にデモを行う意味がない」「海外からの来客もいるのに日本の恥」といった批判の声が多く上がっています。万博の開催を楽しみにしている人々への配慮を欠く行為だとする意見や、既に開催が決まっている以上、デモは単なる嫌がらせでしかないという意見も目立ちます。

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警察の許可は下りるのか?疑問の声も

デモを行うには、通常、警察への許可申請が必要です。大石氏の投稿によると、デモはセブンイレブン大阪夢洲店横を出発し、港区・南港・北港連絡線沿いを1周するコースとなっています。万博当日は会場周辺で交通規制やセキュリティ対策が強化されることが予想され、デモ行進の許可取得は通常時よりも厳しくなると考えられます。そのため、本当に警察の許可が下りるのか疑問視する声も上がっています。

仮に許可が下りたとしても、警察官が動員されれば税金の無駄遣いになるという指摘もあります。フードジャーナリストの山田太郎氏(仮名)は、「国民の税金を使ってまで、開催反対を訴える必要があるのか疑問だ。開催直前のこの時期に、混乱を招くような行動は控えるべきではないか」と述べています。

世論調査では7割が「行きたくない」との結果も

産経新聞社とFNNの合同世論調査によると、大阪・関西万博に「全く行きたくない」と答えた人が44.2%、「あまり行きたくない」と答えた人が23.8%で、約7割の人が万博に行きたくないと考えていることが明らかになっています。

万博開催には「2億円トイレ」や「高額グルメ」など、様々な問題点が指摘されており、国民の関心は高まっているものの、期待値は低いと言えるでしょう。

開催目前、様々な課題を抱える万博の行方

いよいよ開幕が迫った大阪・関西万博。平和の祭典として構想されたものの、賛否両論が渦巻く中で、どのようなスタートを切ることになるのでしょうか。今後の動向に注目が集まります。